SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

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インフルエンザ感染情報2007年第50週

インフルエンザの定点当たり報告数は2007年第42週以降増加が続き、第47週には全国的な流行開始に指標である1.0を上回っています。その後も定点当たり報告数の増加は継続し、第50週の報告数は5.67(患者発生報告数26,983)となり、都道府県別では北海道(18.8)、青森県(18.6)、和歌山県(15.9)、岡山県(13.4)、山梨県(11.2)、兵庫県(11.1)、埼玉県(9.6)、千葉県(8.9)、神奈川県(8.8)の順となっています。警報レベルを超えている保健所地域は14箇所(北海道9、青森県1、和歌山県1、岡山県1、広島県2)に、注意報レベルのみを超えている保健所地域は68箇所(18都道府県)と共に増加しました。
第36週以降、これまでにインフルエンザウイルスの検出はAH1亜型(Aソ連型)415件、AH3亜型(A香港型)51件、B型8件が報告されています。熊本はまだ大丈夫なようです。
国立感染症研究所 感染症情報センター
# by ccr-net | 2007-12-19 22:35 | 医療

平成19年度インフルエンザ総合対策

遅くなりましたが平成19年度インフルエンザ総合対策が発表されています。
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厚生労働省:健康:結核・感染症に関する情報
# by ccr-net | 2007-12-10 23:28 | 医療

タミフル:中枢神経などに影響なしと発表

インフルエンザ治療薬「タミフル」(一般名リン酸オセルタミビル)と異常行動などの関連を検討している厚生労働省の作業部会(座長、大野泰雄・国立医薬品食品衛生研究所副所長)は10日、現段階ではタミフルが中枢神経などに影響を与えることを示す動物実験の結果は出なかったと発表しました。
最終的な判断は、年内にもまとめるということです。
果たして、小児への使用はどうなるでしょうか?b0102247_14273153.jpg
# by ccr-net | 2007-12-10 22:25 | 医療

インフルエンザの予防注射終了しました

今年度予定本数300本+αの予防注射が終了いたしました。
今年度は患者様の予防接種の意識も強くいつもより早く終了いたしました。12月以降の予防接種については、当院が行っている 北里研究所0.5mlバイアルの確保ができないため不可能です。
1.0mlバイアルについては、まだ在庫があるようですのでお済でない方は他院での接種をお願いいたします。b0102247_14241844.jpg
# by ccr-net | 2007-11-30 23:22 | 医療

疾患説明とカルテ開示

疾患説明の難しさ

せんだ整形外科では、説明と指導にかなりの時間を割いています。
わかりやすく丁寧な説明を心掛けているいるつもりですが、本日は非常にショックなことがありました。
前回初診で半年ぶりに来院された方なのですが、理解されている内容とこちらのカルテの記載内容に大きな違いがあるのです。
その方には前回かなり時間を割いて説明していましたので、最初は“前回ご説明いたしましたよね”とお話をしたのですが、“そんなことは聞いていない”と話は平行線です。それで、結局前回以上に時間をかけた説明となりました。

こうした、医療者と患者の理解の乖離は多くの場合、“医療者側の説明能力の不足”と“患者の理解しようとする意識の低さ”の両方に問題があります。
また、一般に医療上の重症度の低い方ほど理解して頂けない傾向にあります。
クリニックに来られる患者様の中には“自分は重症だ、あるいは重症なのかもしれない”という想いが強く“何か重大な問題が隠れているのではないか”とお考えの方がおありです。そうした場合“あなたはたいしことはない”と医療者側から告げられると“ちゃんと自分をみてくれていない”という想いが先にたち、その後の説明が全く頭にはいっていない場合があります。
今回の症例は、前回はXP上軽度の年齢的変化がありますが(XPにて説明、カルテにも記載)、実際の症状は筋疲労によるもので他覚的には大きな異常がなく、内服は処方せず理学療法士によるストレッチ指導にて加療をおこなったものでした。
患者様には、この“大きな異常がない”という部分だけが記憶として残り、ストレッチ指導についても受けた記憶はあるものの間違ったストレッチ方法をその後おこなっておられました。
本日再度十分にご説明し、最後は笑顔でお帰りただいたと理解しています。
5分の説明と30分の説明とあまり説明効果が変わらないとしたら・・・医療者にとっては疲労感がのこるばかりです。

さてどうしましょう?

一つは、説明のスキルを磨くこと、もう一つはカルテ開示です。
当院は電子カルテですので、前回のカルテをお見せしたのですが“書いて有るけど聞いていない”といわれました。
解決方法は、只一つ、初診時、このような症例にはカルテを印刷しお渡しすることです。

せんだ整形外科では、2003年に電子カルテ導入以来、希望されるかたにはカルテ開示をおこなっています。

あなたも一度ご自分のカルテをご覧になってみませんか?
あなたの理解された内容とカルテ内容は同じでしょうか?

カルテを閲覧すること、それにより医療者と患者の新しい相互理解が生まれると思います。

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# by ccr-net | 2007-11-08 22:31 | 医療

往診をしよう!

整形外科医よ、在宅に出でよ
その昔、“青年よ、書を捨て町に出よ!”と詩人の寺山修司が言いました。
私が済生会熊本病院時代は、“理学療法士はリハ室に閉じこもらず病棟に出よう”とよく呼びかけたものです。それは、“実際に患者様が活動する現場をみなければリハビリなんかできないだろう”という考えにもとづいたものです。現在、せんだ整形外科リハビリテーションディレクターの河島英夫PTは済生会で最も理学療法室にいないPTでした。彼のすがたはいつも患者様のベッドサイドやICU・CCUでみかけたものです。
さて、ドクターについてはどうでしょう?
少なくとも私の周りに往診を定期的におこなっている整形外科医は1−2名しかいません。一方、多くの内科の開業医の先生方は当然のごとく往診をされています。
果たして、外来で患者様をみることだけが、整形外科医の仕事でしょうか?

往診は、整形外科医に無縁のものでは有りません。

一度、在宅に出かけてみましょう。そこには、整形外科医の一つのアドバイス、1本の注射でワンランク上の生活を送ることが出来る方が沢山いらっしゃるはずです。

時間がないと、多くの先生方は言われます。
私自身も時間に追われる毎日です。
けれども、確実に確保できる時間が私にはあります。
それは、朝の時間です。クリニックが開くまでの時間、それは自由な時間です。
現在、早朝往診を私自身はおこなっています。

朝の往診、あなたもいかがですか?



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# by ccr-net | 2007-11-06 22:53 | 整形外科

ダーマボンドでの創接着術について

ダーマボンドは以前から創接着剤として主に腹腔鏡の手術等に用いられていました。
最近、せんだ整形外科では小児の創接着や早期にスポーツに復帰する方の顔の傷の接着・保護に使用しています。ダーマボンドの欠点としては、間違って創内部に進入すると創の緩衝材となり逆に創がつきにくくなることです。
現在、小児で縫合が不要な症例・または協力が得られず縫合できない症例(4人がかりなどでも目の周辺の傷は縫合が不可能な場合があります)には、多くの場合ステリストリップテープ(当院ではロイコストリップテープ)による創の閉鎖がおこなわれています。
しかしながら、小児では発汗や自分ではがしてしまうなど、すぐに剥がれてしまう例も多く見られます。またテープにまけてしまうこともあります。
こうした症例にはダーマボンドの使用が有効です。
受傷当日はとりあえず、テープ固定。翌日には出血は収まっていますからダーマボンド固定をおこないます。勿論疼痛は全く有りません。
早期抜糸後の創の保護や、コンタクトスポーツの創保護にも有効です。
欠点は、単価が高く、当院では自己負担を頂いていませんので持ち出し状態です・・・
使用したボンドはフィルム状態となり1−2週間で自然に剥がれます。
その後は、紫外線からの遮光などのスキンケア指導をおこなっています。
以前は医療用のアロンアルファを使用していましたが、乾燥はダーマボンドの方が早く大体4−5分(当院では5分設定)で完全に乾燥します。

ダーマボンドによる創接着・・なかなか有効です。
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# by ccr-net | 2007-11-06 02:59 | 整形外科

肺炎に注意しよう!

またまた感染症のお話です。
とても、整形外科医のブログとは思えない状態になってきましたが、季節柄ということで・・・

最近、風邪がとても流行っています。
単なる風邪に抗生剤が不要であることは明白ですが、中には患者様の訴えだけで聴診もせずに風邪薬のみ投与されているケースも有るようです。
せんだ整形外科に一昨日午前中、かかりつけの高齢の女性の方が“風邪を引いて少し倦怠感が有り咳も出るので風邪薬を欲しい”とお見えになりました。体温は平熱でしたが、聴診上肺野に異常がありXPでも異常があったため肺炎の初期と診断し、緊急採血と抗生剤の経口投与を行い、一時帰宅していただきました。1時間半後に判明した結果は白血球12000・CRP 0.5とこれからの症状の増悪が見込まれたため、お電話し再度御来院頂きました。
再診時は体温は38度まで上昇しており、連休前のため抗生剤の点滴投与を行いました。
昨日、お電話で確認しましたがまだ微熱はあるものの状態は落ち着いています。
このように、最初は単なる感冒のように見えるものの中には肺炎があり急激に悪化することがあります。
肺炎のガイドラインは下記にて誰でもみることができます。
http://www.jrs.or.jp/quicklink/glsm/guideline/seijinsichu_guide/index.html
あなたは風邪ですか、肺炎ですか?
胸の聴診はしてもらっていますか?
# by ccr-net | 2007-11-04 01:58 | 医療

インフルエンザの予防注射開始しました

本年は流行の開始が早いため本日よりインフルエンザの予防注射を開始しました。
予定本数は300本です。
当院のワクチンは、一人1バイアルの北里研究所0.5mlを全例使用しています。これは、衛生上の問題と安全性の問題で1.0mlの分注はいっさい行っていません。
お早めの接種をお勧めします。

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# by ccr-net | 2007-11-01 07:16 | 医療

インフルエンザに注意 その2

タミフルと異常行動の因果関係は?
10月24日厚生労働省作業部会(座長、大野泰雄・国立医薬品食品衛生研究所副所長)は、インフルエンザ治療薬「タミフル」と異常行動などの関連について、現段階までに終了している動物実験などの結果を検討し、「現段階では、異常行動や異常死などにつながるデータは得られていない」と発表しました。
厚生労働省は今年6月、輸入販売元の中外製薬に対し、タミフルが脳に吸収される過程などを調べる動物実験など、9件の試験の実施を指示し、うち4件については、タミフル服用によって異常行動や突然死につながるデータはでなかったとのことです。
厚生労働省作業部会では、血液脳関門に、タミフルの薬効成分を通さないようにする仕組みがあることや、通常の150倍の濃度の薬効成分を使っても、脳内たんぱく質に異常が見られなかったことが報告されています。また、米国での20万人以上を対象にしたタミフルと突然死に関する大規模調査の結果、「関連はない」と示唆する報告も提出されました。
現時点では、実験結果はまだ出ていませんので、結論が出るのは来年になるでしょう。
個人的には、薬剤成分より異常行動や突然死が起こる可能性はタミフルに特異的なものではないと考えていることは、前年度も書いたとおりです。
しかしながら、現時点で乳児〜小児に事実上タミフルは使用できませんので、今年のインフルエンザの発症や合併症の動向こそが、今後の治療を考える上で大きな意味を持ちます。
タミフルに代わるものとしてリレンザがありますが、その使用法(吸入)や臨床効果のためこれまであまりつかわれてきませんでした。
従って、前にも書きましたように、今シーズンは今までにまして十分な予防策が必用です。
せんだ整形外科では、予防注射は11月1日より、治療薬としてはタミフル・リレンザを準備しています。


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# by ccr-net | 2007-10-29 00:45 | 医療
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