SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

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あなたたちが医療

春は、出会いと別れの季節

昨日、5年間クリニックを支えてくれた理学療法士が旅立っていきました。
産後リハビリテーションという新しいカテゴリーを文字通り一から立ち上げた素晴らしいスタッフです。
彼女の離職はとても残念ですが、
また新しいステップで、彼女ならではのキャリアパスを築いていくことでしょう。

彼女の離職により残念ながら当クリニックでの産後リハビリテーションはなくなりました。
医療機関では熊本唯一のものであっただけにとても残念です。
けれども、また違うところで彼女が立ち上げてくれるものと確信しています。
私たちのクリニックでも一日も早い産後リハビリテーションの再開を目指しています。

春は別れと出会いの季節です。

今回彼女が離職し、4月から新たに二名の理学療法士の仲間が加わります。
また、秋にはもう一名加わる予定です。

数日前の朝のラインナップで、こんな話をしました。

ある医療機関から、そこを代表する前看護部長と現看護師長が揃って退職しました。
前後して数名の看護師が退職しました。
看護レベルのとても高い素晴らしい医療機関でした。

退職に至った理由は判りません。
それは、私達のクリニックも同じです。

でも、大切な事は「あなた方はパズルのピースではない」ということです。

パズルのピースが一枚欠ける
機械の部品が一つ壊れる

でもそれは
パズルのピースを探せば
部品を補充すれば
また、元通りになります。

あなたたちは
一人一人が
アーティストであり
医療者であり
かけがえのない友人です。

あなたたちは、
このクリニックのすべてであり、
クリニックはあなたたちでできているのです。

それは、
ここだけの話ではありません。

医療は人でなりたっているのです。
人そのものなのです。

だから、
あなたたちが
今後どこに行こうと、そこに医療は存在するのです。

だって、あなたたちが、医療そのものなのですから・・・




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by ccr-net | 2015-03-29 22:51 | 医療

今日から始める分業とエンパワーメント

なぜ人に任せられないのか

毎日忙しいと、「どうやったら楽に仕事ができるのか」といった、ちょっとずるい事を考えてしまいます。
まあ、これをずるいというのか賢いというのか判りませんが、より効率的に働く方法を考えてみます。
仕事の手順の見直しや無駄を省くことはもちろんですが、最も効率がよいのは分業です。
「人に任せる」のは一見簡単なようですが、「任せる=エンパワーメント」というのは意外と難しいのです。

だって、不安になりませんか?
人に任せて大丈夫?!


こんな疑問に答えるレビューがハーバードビジネスレビューに出ました。
できる人が陥る「任せられない」罠への対処法というこの記事は、有名なエリザベス・グレース・サンダーズによるものです。
この中で、彼女はエンパワーメントに必要な4つのステップを紹介しています。
1.自分だけにしかできないことは何かを、よく考える
2.より早めに、そしてより頻繁に仕事を任せる
3.フォローアップのためのシンプルな仕組みをつくり活用する
4.コントロールを取り戻したいという誘惑に抵抗する

この4つのステップについてそれぞれ詳細に書かれていますが、どれも「なるほど!」と納得できるものです。

チーム医療とどう違うの?と言われそうですが、エンパワーメントの場合は必ずしも専門職とは限りません。
ですから、「4.コントロールを取り戻したいという誘惑に抵抗する」といったことが出てくるのです。
しかも、私の場合は割合頻繁に・・・!!

実際にこうしたエンパワーメントを始めて随分なりますが、こうした葛藤と戦いながら成果が出てきました。
自分一人でやるよりも、より質の高いものが、より短時間で可能になるのです。

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エンパワーメントをおこなうことは

自分自身が楽になる
人を育成する
より高いレベルの結果を提供する

といった、いわば一石三鳥なのです。


さて、明日も誘惑と戦いながら、
分業をするとしましょう。



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by ccr-net | 2015-03-26 22:23 | その他

診療にも講演にも大切な心に残るプレゼンテーション

感動を生む伝える力

今日月曜日は連休明けで、朝は大忙し!
午後になってちょっと落ち着いた頃、電気生理検査と神経内科的診断をおえた患者さんがみえました。
非常に病状が複雑なため、画像診断と神経所見では確定ができなかったケースです。
ご本人とご家族、計3名で来院されました。
結果は、triple crush syn. といえる脊髄・神経根・末梢神経の計三カ所の障害がありました。

これが、頸椎レベル・腰椎レベルの両方でおこっているので大変です。

「結局、先生どこが悪いでしょうか?」

「水道の蛇口にホースが繋がっていると考えて下さい。
蛇口が全開の時はホースを少し踏んだくらいでは水は止まりませんよね。
けれども、蛇口が半分締めてあれば、ホースを少し踏んでも水は止まってしまいます。
この蛇口が脊髄、ホースが神経です。
今回は蛇口が半分締まっていて、ホースが途中で二カ所踏まれている状態です。」

「あら、判りやすい!」

というわけで、医師も判りやすく説明するプレゼン能力が必要なのです。

先週末、私は疼痛の勉強で東京に行っていました。
とても有意義な勉強会でしたが、この中で一人の先生の講演に驚きました。
私もそうですが、通常講演は、プレゼン台の位置でコンピューターを操作しながらおこないます。
ところが、千葉大学の三澤園子先生の講演は、ヘッドマイクでスタンディングでのものでした。
右手の小さなリモコンを操作しながら、大きなジェスチャーを交えた魅力的なプレゼンテーションです。
スライドも文字でなく写真で訴える、印象的なものでした。

そう、まるでTEDなのです、
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文字でなく言葉と映像で心に訴える、
それが、本当のプレゼンテーションなのでしょう。

私達は、どうしても従来の理屈やスタイルにこだわってしまいます。


心に訴える言葉

目に映る映像

そこから生まれる信頼と感動

講演ばかりではなく、これからの診療には必要なスタイルです。




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by ccr-net | 2015-03-24 07:21 | 医療

インソールについて考えよう

目的によって異なるインソール

足や靴を診ていると、スポーツアスリートばかりでなく、意外と多くの方がインソールを必要とします。
私達のクリニックでは、現在3種類のインソールを作成しています。
DIMOCOインソール・入谷式インソール・FEET in DESIGNの3つです。
これに、年内あらたにSUPER feetを取り入れる予定です。

さて、これらのインソールどう違うのでしょうか?
簡単にいえば、DIMOCOインソールと入谷式は動かしながら調整していくもの、
FEET in DESIGNは計測データから理想とする形を作るものです。
従って、前2者はきちんとした講習と症例提示や実技試験が必要です。
クリニックでは両者共に有資格者が作成しています。
私のような知識だけの素人からみればs、神業です!

期待のSUPER feetはどうでしょう?
まだ全く触ったことがありませんが、既成のものではなくカスタムメイドでなくてはいけないようです。
このスーパーフィートの講師でもある米国足病医の泉有紀先生に、昨日いろいろと教えていただきました。
実際、彼女が使用しているインソールも見せて頂きましたが、完成度が非常に高いものです。
ちなみにSUPER feetではなくNWPLインソールです。
お値段も、凄いですが・・・
(未だによくこのSUPER feetとNWPLの違いがよくわかっておりません (^_^;))

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ということで、まずはSUPER feetの資格取得を!
勿論、NWPLオーソティックスセミナーの受講も!
白羽の矢は、津田理学療法士に決定しました。

今年中には資格取得ができそうですから(本当?)、楽しみです。
*本人の頑張りと人気セミナーが受講できるかが鍵です。



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by ccr-net | 2015-03-20 22:57 | フットケア

迅速性と誠実さは比例する

何事も誠意とスピードが肝心

今日は、きっかけは“ちょっとした勘違い”から始まったトラブルに対応するために朝から奔走しました。
関係する研究会に関してのものですが、
対応のスピードを誤ったばかりに大きな問題に発展しました。

私が、このトラブルを知らされたのは昨夜20時近く・・・
トラブルが判明したのは先週後半です。
それから1週間近くたって、ようやく私の耳に入りました。

なぜ、こんなに時間がかかったのでしょう・・・

先週の間での対応でしたら、傷は最小限で済んだはずです。
今日は朝から事態の収拾に動きましたが、大きく開いた傷口をふさぐのがやっと・・・
元の鞘には収まりません。
誤解は解消したとは思いますが、失った信頼を取り戻すにはまだまだ時間がかかりそうです。

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零から信頼関係を構築するには多くの時間と労力を必要とします。

失うのは一瞬です。


失敗をしたとき、
それを補うのは誠意とスピードです。
今回は、そのどちらも欠いていたような気がします。

大きな授業料でしたが、
大切なことを教えてくれました。

何事も人任せにしないこと・・・

当たり前だけれど、大切な事です。





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by ccr-net | 2015-03-12 21:58 | その他

日経メディカルの連載を更新しました!

医療の世界にもっと導入したい、オペレーションやマネージメントの考え方

危うく放置状態となるところだった日経メディカルの連載を本日更新しました。
今回のテーマは、“待ち時間”を題材とした顧客オペレーションやマネージメントです。
長い待ち時間をどうやって少しでも短縮するか、不満の出ないものにするか・・・
そのために、“オペレーション”“マネージメント”といったビジネスの手法を活用してみました。

限られた人と設備で患者さんを診ているのですから、当然待ち時間は出てきます。
でも、医療のアプローチは、ビジネスの世界と比べてあまりにも稚拙です。
今回はそうしたことを、焼き肉屋店の空きテーブルとお客さんのWait Listを例にお話ししてみました。

    下記は日経メディカル記事のクリップです
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待ち時間の不満を減らす魔法のオペレーション、宜しければご覧下さい。



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by ccr-net | 2015-03-09 22:15 | 医療経営

疼痛管理は悪か?

生活の質を高める痛みの治療

先日、某所で「痛みの治療」についての講演をおこないました。
内科の先生方を対象とした勉強会ですが、少人数で充実したものでした。
「痛みの治療」については誤解が多く、“痛みは体の危険信号だからとることは悪だ!”という先生もいます。

果たして、いつの時代の話でしょう?

痛みは体の危険信号、それはその通りです。
だからこそ、痛みの原因はきちんと診断しなければいけません。
けれども、“痛みの原因を診断すること”と“痛みを我慢すること”は全く別の問題です。
多くの場合、痛みはきちんと取り去ることが、体にとってもよいのです。
痛みをとることは、生活の質を高めるだけでなく、体自身を元気にします。

本日、強い激痛で濃厚な疼痛管理をおこなった患者さんが、手術を無事に終え退院してみえました。
当初から手術適応でしたが仕事の都合がつかず、スケジュールの合間の8日間で手術をおこないました。
術後7日間で退院され、もう明後日は仕事が入っています。
アーティストであるこの方の目標の一つは、この日にありました。
この日に合わせ、疼痛をコントロールし、スケジュールの合間に手術を組んだのです。
無事手術を終え、疼痛が薬を使用しなくても無くなった患者さんのお顔にはまだ笑顔はありません。
大切なのは明後日のステージを立派に終えること、その1点です。

自分に克ち、
病に勝つ・・・
よく言われることですが、難しいことです。


それが、出来るのは最良の患者・・・
医師にとってもっとも強い味方です。
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痛みをとること、管理できること、
それが可能な時代になっています。

食わず嫌いの痛みの治療・・・
一度経験してみませんか?



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by ccr-net | 2015-03-06 23:05 | 医療

寝る子は痩せる


食べて寝てばかりいると太るのは当然ですが、
寝ない方が痩せるという考えはどうやら間違っているようです。

ヘルスデージャパンに2月25日睡眠不足と糖尿病リスクの関連に遊離脂肪酸が関与という興味深い記事が出ました。
睡眠不足によって糖尿病リスクが増大する理由に、睡眠不足による血中遊離脂肪酸濃度の上昇が関与していることを示す研究結果が発表された。「Diabetologia」オンライン版に2月19日掲載された論文。
遊離脂肪酸は、血糖値を調整するホルモンであるインスリンの作用を妨げることが知られる。
同研究の責任著者で、米シカゴ大学医学部助教授のEsra Tasali 氏は、「睡眠の抑制と体重増加、および2型糖尿病発症の関連は人口レベルの複数の研究で報告されている」と背景を説明。肥満や糖尿病のかなりの部分は、もっと睡眠をとるという単純なことで減少できる可能性が示唆されると述べている。
ーー中略ーー
この結果は、睡眠不足が脂肪代謝を阻害するという知見を裏付ける新たなエビデンスであり、睡眠時間の増大が肥満や糖尿病の減少につながる可能性があることを示唆する、と述べている。

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睡眠不足で痩せるのは不健康なだけで、実際には太ってしまいそうですね。
と言うことは、やっぱりちゃんと眠るのが一番。

というわけで、さっさと寝ましょう!
お休みなさい・・・



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by ccr-net | 2015-03-01 22:25 | 健康
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