SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

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身をもって知る医療のありがたさ

立場が代わるとその有り難さがよく判る医療の凄さ

先週金曜日から日本下肢救済足病学会で札幌に来ています。
昨日学会発表を終え、本来、本日午後熊本に帰る予定でした。
ところが同行した家族がちょっとした病気になり(軽症です)、帰るのを1日送らせることになりました。
従って、明日の私の外来も午後2時からとなります。
ご来院予定の方々には大変ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。

今回図らずも患者家族の立場となりました。
旅先でもあり、普段患者さんやご家族が感じていらっしゃる心細さ、医療への期待を心から実感しました。
医療スタッフのちょっとした言葉や配慮がとても有り難く、
逆に普段気にならないような些細なことに敏感になっている自分がいました。
医療の力は偉大です。
だからこそ、私達は慎重にそれを使い、より細やかな配慮を常に忘れないことが大切です。

本日お世話になった勤医協札幌北区ぽぷらクリニックの皆様、本当に有り難うございました。
北の国で、あらためて医療の原点を考えることができました。
本日の休日当番医が貴施設であったことは、私にとって素晴らしい経験となりました。
この地で医療を受けることのできる皆様は、本当に幸せだと思います。

自分が医療者の一員であることを、
あらためて嬉しくそして誇らしく思っています。



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by ccr-net | 2014-06-29 21:35 | ホスピタリティー

医療の効果を上げるストーリーの力

ブランド・ストーリーは医療でも大事

少し前に、故障したら病院に行こうというのを書いた。
“病院に行くのは、スポーツ障害を治すためにでは無く上手くなるためだ”という角度を変えた治療の提供だ。
この考えは、商品にストーリーをつけることで付加価値を上げるブランド・ストーリーに似ている。
『なあんだ、クリニックのブランディングの話か』といわれそうだが、そうではない。
これは、治療にストーリーを与えることで、いかに治療効果やコンプライアンスを上げるかという医療の話だ。

ちょうど、ハーバードビジネスレビューに面白い話が掲載されている。
不用品の価格を2700%上昇させた、ストーリーの力という話だ。
エルメスの手帳カバーはびっくりするほど高価だが、これはブランドでは無くストーリーだけの効果だ。
『1ドルもしなかったマヨネーズの容器のミニチュアが、51ドルで売れた』
単に架空のストーリーを付加するだけで、価値のないものが輝くのだ。

医療の世界にストーリーを持ち込むとどうなるだろう?
私は、別にペテン師になれといっているのではない。
退屈なエクササイズやストレッチにストーリーを与えることで、それを輝かせるといっているのだ。


『この体幹をやれば長友のように強いバランスになるよ』
『実はね、これは錦織がやっているトレーニングなんだよ』
『股関節が柔らかくなると、あと5km早いボールが投げれる!』
『あのね、早く走れる秘密を教えてあげよう・・・』

治療の目的に具体性やストーリーを持たせることで、モチベーションが格段にアップするのだ。

これはなにもスポーツ医療に限ったことではない。

『この食事法は、マドンナがやっているのをアレンジしたものです』
『この薬をきちんと飲むことで、1ヶ月後には見違えるように元気になりますよ』
『毎日、このコースでお散歩してみませんか?今の季節、紫陽花がとてもきれいです』


なんだが、ちょっと楽しそうでしょう?

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毎日、患者さんのコンプライアンスが低いと嘆いているあなた

退屈な医療の世界にもストーリーを与えてみませんか?





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by ccr-net | 2014-06-26 07:23 | 医療

効率的な運動のコツ

人気のサーキットトレーニングの落とし穴

歳をとってくると全体に筋肉量が減少し衰えてきます。
そうならないためには適度な運動が必要ですが、なかなかそれをおこなうのは難しいのが現実です。
昨日のTHE WALL STREET JOURNALに年を取っても筋肉を維持する方法―運動と食事のコツと題された記事が掲載されました。
記事の内容は、Link先をご覧になるとして、大切なのは運動とビタミンD・タンパク質の摂取のようです。
但し、ここにもいくつかの落とし穴があります。

1)効率的な運動をどうやってやるか?
2)ビタミンDの過剰摂取は大丈夫か?
3)タンパク質はたくさんとってもよいのか?


2)のビタミンDの摂取については、以前本blogにビタミンDを摂ろうで書きました。
ただ大量摂取については、今も賛否両論ありますのでご注意を。
3)のタンパク質の摂取については難しい問題を含んでいます。
勿論、適量のタンパク質はよいのですが大量のプロテイン摂取はリスクがあります。
タンパク質の過量摂取は腎臓に負担をかけるからです。
特に子供やお年寄りは注意しなくてはいけません。


では、効率的な運動はどうやっておこなえばいいのでしょう。
これはよくいわれるように、サーキットトレーニングが有効です。
短時間の種類の異なる運動を組み合わせることにより、効率的な運動効果を得ることができます。
でも、ここにも落とし穴があります。
ジムでのサーキットトレーニングは故障率が高いということです。

私達のクリニックには多くのスポーツ障害の方がみえますが、
そのなかに少なからず大手チェーンのサーキットトレーニングでの故障者がいます。
これは、なぜでしょうか?
人気のサーキットトレーニング・プログラムはその多くが集団でおこなわれています。
集団でおこなうことは、お互いの刺激効果があってよいのですが、自分のペースを見失うことがあります。
特にサーキットトレーニングの場合はサークル状に機械が配置され、次々に次の機械に移っていきます。
この場合トコロテン式に押し出されておこなっていきますので、自分のペースを見失ってしまいます。
みなでやるので、手を抜くのも容易にはできません。

出来ない動作を、出来ないスピードで続けるとどうなるか?
結論は決まっています、故障するのです。

大手ジムのように、様々な年齢層の様々な体力の方が参加するプログラムでは容易に予想されることです。

では、どうすればいいのでしょう?
人目を気にせず、上手に手を抜くことです。
だって、人それぞれレベルが違うのですから・・・

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最近私は、スマートフォンをお持ちの方にはあるアプリを勧めています。
7 Minute Workout Challengeという名のこのアプリとても優秀です。
一緒にやれば、短期間できちんとした運動効果が得られます。
一番良いところは、出来ないところは、自分のペースで人目を気にせず休めることです。
まあ完全に休むのでは無く、他の足踏みなどの運動に置き換えるのがお勧めです。


運動を効率的におこなうことはとても大切です。

でも、くれぐれも自分のペースを見失わないようにネ!!





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by ccr-net | 2014-06-25 07:45 | 健康

交通事故にまつわるエトセトラ

きちんと教えて欲しい交通事故への対処法

今日はいろんな意味で時間のかかる患者さんが多く、診察終了はまたも8時前・・・疲れました。
その中で、時々難渋するのが交通事故に遭われた患者さんへの対処です。

『前の自転車が少し内に寄ったので急ブレーキを踏んだら追突されました。これって10:0ですよね!』
『5年前に交通事故にあったのですが、最近腰が痛くて!交通事故の後遺症でしょうか?』
『自転車で走っていたら、交差点で乗用車にはねられました。一旦停止は止まっていませんよ、自転車ですから』
『2ヶ月前に交通事故に遭い、その後様子見ていましたが調子悪いので久しぶりに病院に行ったら冷たくされた』

これらはすべて、患者さんの勘違いなのですが、なぜこうしたことがおこるのでしょう?

医療機関は本来事故の過失割合や責任の有無には関与しません。
純粋に治療に専念します。
けれども、あまりに何もご存じないと説明しないわけにはいきません。

でも、これって誰の仕事でしょうか?

患者さんに調べなさいというのは、酷ではないでしょうか。
本来これは保険会社の仕事です。
何も知らない加害者・被害者の双方にきちんと一から教える責務があると思うのですが・・・

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口当たりの良い言葉だけでは何も解決しません。
勿論、熱心な方も沢山いらっしゃるのでしょうが、あまりにも誤解が多い原因はそこにあるような気がします。
今日、最後に他院からみえた女の子とお母様、
交通事故について不満がいっぱいでしたが、事故から1ヶ月経ちようやく答えをみつけたようです。
症状そのものは軽症ですので、1ー2週でよくなると思います。

知らないことは罪ですが、
教えないことはもっと罪です。





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by ccr-net | 2014-06-24 22:54 | 整形外科

私達のミッションは

ミッションはただ一つ、リ・ハビル

先日、診療終了後リハビリテーションセンターへ出向きました。
もう既に患者さんは誰もおられませんでしたが、5名の理学療法士が残っていました。
その中の一人のT君が私に質問しました。
今年、他県の医療機関からやってきた彼はまだ若いですが、既にスポーツチームの中心となっています。
その彼が私に訊いたのは思いもかけない事でした。

『先生、このクリニックのミッションは何ですか?』

面白い奴がやって来ました。
今まで多くのスタッフと接してきましたが、ミッションについて訊かれたことはありません。

『面白いね。どうしてミッションを知りたいの?』

『先生のミッションを知って、私達はそれをもとにビジョンを決めなくてはいけませんから・・・』

『うちのミッションは、決まってるじゃない。医療を好きであること・・・なんてことじゃありません。』

『え?違うんですか?!』

昔からいるスタッフがビックリしました。
だって、クリニックのホームページにはクレドとしてこんな風に書かれていますから・・・
医療に従事できる幸せ
The miracle is not that we do this work,
but that we are happy to do it.

同じ文言は、クリニック2Fの柱にも書かれています。

でもあれはクリニックのクレド、
理念でもありますが、どちらかというとEmployee Engagement
クリニックとスタッフとの約束なのです。

では、本当のミッションは?

『うちのミッションは、ただ1点リ・ハビル、少しでも早く現状に戻すこと、それだけだよ』

クリニックではなく、法人のホームページにはそれがきちんと記載されています。
CCRは、Clinical Care Rehabilitationの略です。
Rehabilitationは、現在では機能を回復させるという意味で用いられています。
けれども本来Habilとは人間の尊厳を意味し、Re-Habilとはその尊厳を取り戻すことを意味しています。
CCRの名前は、医療行為を通じて人間の尊厳を取り戻すという、私達の強い想いを表しています。

Rehabilitationの意味を英和辞典で調べてみましょう。
Rehabilitation
名詞】【不可算名詞】
1リハビリテーション,社会復帰.
2復位,復権,名誉回復.
3復興,再建.


そうリハビリテーションこそ、私達のミッションなのです。

リ・ハビル、1分1秒でも早く、元の状態に戻す、
その1点だけで、うちの法人は動いているんだよ。


どうやったら、早く戻せるか?
そのためにクリニックの昼休みを無くしノンストップ診療をおこない、
多くのスタッフがリハビリテーションに関わり、
同時に、運動やメディケーション(薬物療法)をおこなう。
コメディカルだけで無く、クラークは目に見えない山のような仕事をこなし、
やれることは、すべて全スタッフでおこなう。
在宅医療やクリニック以外の訪問看護ステーション・居宅介護支援や通所リハビリテーションも
そのために存在する。
すべてはリ・ハビルのためにある

『では、私達のビジョンは?』

『ミッションが1点突破だから判りやすいでしょう。
それぞれが実現可能なビジョンをもてばいい。
勿論、クリニックの中期ビジョンや短期ビジョンもあるので、また今度ね!』

なーんて、私達のコミュニケーションスキルの先生である渡部須美子さんが耳にしたら怒り出しそうな、
乱暴なミッション・ビジョンの話を延々2時間も彼らと楽しく話したのでした。


ミッションがあってビジョンがある

全体のビジョンがあって個々のビジョンがある

しっかりしたビジョンを持ったスタッフ達、

あなたたちは本当に凄いね!!





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by ccr-net | 2014-06-22 23:05 | 医療

チーム医療で大切なのは情報の共有とコーディネーション(調整)

連載はシンプルが一番かも・・・

日経メディカルの連載も2回目が6月20日に出ました。
診察前にクラークがそっと耳打ちする情報の中身というタイトルですが宜しければご覧下さい。

で、この連載ですが、
一連のものを幾つかに区切って載せているので、実際に見てみると少し判りにくいような気がします。
次回までで一つのチャプターが終わるので、現在執筆中のものはもう少しシンプルなものにするつもりです。

さて、掲載分について少し補足します。
今回のフォーカス(主役)は、クラークです。
よく誤解されるのですが、
クラークを中心とした外来の動きは、単に効率化を目的としたものではありません。

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 日経メディカルより


より多くの情報をスタッフで共有し、
より密度の濃い医療を提供する、
そのための患者・スタッフのコーディネーションをおこなうのがクラークです。

単なる窓口業務、
単なる医療事務業務、
そんなところに留まらず、
医療スタッフの一人として活躍するクラークが私には輝いて見えます。

今回は、そんなお話しです。

次回までで、私達のクリニックのお話しは一通り終わりますので、
ようやく本論に入れそうです。

それでは、また!




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by ccr-net | 2014-06-21 22:50 | 医療

やっぱり語学が大事

普通に外国の言葉が話せたらいいね

今月から始まったクリニックスタッフの英会話教室ですが、明日で3回目です。
今のところドロップアウトも無く、皆のレベルはお世辞にも高くはないものの、まずは順調なスタートです。
1年後になんとかしゃべれるといいね!! といったレベルですが、楽しみです。

そんなことを考えていたら、6月16日のヘルスデージャパンに面白い記事がでています。
多言語の習得は老化する脳に有益と題されたこの記事は、Annals of Neurologyに掲載されたものです。
2つ以上の言語を話す人は、高齢で受けたメンタルスキルテストの結果が良く、特に一般知能と読解の領域ですぐれていた。2カ国語使用の良い影響は、小児期でも成人期でも、新しい言語を学習した場合にみられたという。

ということは、私でも今から頑張れば、頭に良い(惚けない?)ということでしょうか。

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うーん、どうせなら英仏3カ国語といきたいなあ・・・

なーんて、努力せずに夢をみる私です。





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by ccr-net | 2014-06-19 22:16 | その他

なぜ病院で医療介護のトータルサービスの提案ができないのか

システムの変化と煩雑さについていけない医療機関

今日は月曜日ですが、あまり忙しくなくバタバタすることもありませんでした。
ただ新患は、結構大変な方が何名もおられました。

その中で、高齢の膠原病の方が大学病院の紹介状を持って遠方からおみえになりました。
なんでうちに?と思って尋ねると、ご近所の方のお勧めだということでした。
ただ片道1時間近くの私達のところは不自然ですので、更に尋ねるとようやく真意が判りました。

『近くのA医院に行ったのですが、歳のせいだと言われかまってもらえませんでした』
『また少し離れたB病院でも治しようがないといわれました』

どうも、あまり歩けないので医療機関に相談をされたのですが、こういう答えだったようです。
“頭から否定されたのでもう行きたくない”とご本人が小さく呟かれたのが印象的でした。

何がいけなかったのでしょう?

それは“医療と介護に対する理解”と“理解しようとする努力の不足”でしょうか・・・
責任はもしかしたら、医療者・患者の双方にあるのかもしれません。

丁寧に説明し、今後の医療計画を立て、介護保険のシステムについて説明し、
最後に担当のケアマネージャーに連絡し変更申請をお願いしました。
この間、近隣のデイサービスをピックアップしたり、デイケアサービスを探したり結構大変です。
どのくらいの労力と時間がかかったのかは、想像にお任せします。

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現在の高齢者の医療において、介護との連携は必須です。
私達のクリニックにはそうした専門スタッフがいますが、それでも結構大変です。

もう少しシンプルになればいいなあ・・・と思うのですが、なかなか難しいのかもしれませんね。


こうした作業には一切インセンティブ(報酬)はつきません。
必要だからやっているのです。

でも、

『ここに来てよかった!』

という最後の患者さんの言葉が、私達にとって一番のご褒美なのです。



スタッフ一同、2週間後のご来院をお待ちしています。




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by ccr-net | 2014-06-16 23:09 | 医療

故障したら病院に行こう

なぜ、子供達は病院に行かないのか

整形外科医の集まりでよく耳にするのは、
『スポーツ障害の子が病院に行かないのはけしからん』という言葉だ。
これについて、私は時々意見を求められるのだが、
『だって、スポーツを休みなさいと言われるのだから当たり前じゃないでしょうか』と答えている。

多くのスポーツ障害の子供達が病院を受診し経験するのは、“明確な診断とスポーツの休止”だ。
そして、ほとんどの場合、休むこと以外その改善策(どうすればよくなるのか?)を示されないことが多い。
すると、どうなるか?
当然のように、スポーツが続行でき痛みや故障も改善してくれるところへ出かける。
それが、整骨院やカイロプラクターあるいはスポーツトレーナーのところだったりする。

スポーツ障害は多くの場合“機能障害”だが、
なかには放っておくと大変なことになる離断性骨軟骨炎のようなものもある。
従って、正確な診断が必要なのは当然である。
だから冒頭の“スポーツ障害の子が病院に行かないのはけしからん”というのは正論である。
でも、ここには“なぜ病院に行かないのか?”という発想が決定的に欠けている。

子供達は、診断をして貰いたいのではなく、競技を続行したいのだ。

というわけで、私達は“診断だけで無く競技に復帰可能なように”あるいは“再発しないように”、
スポーツリハビリテーションをおこなってきた。
ところが、ここでも大きな壁にぶつかる。
子供達のリハビリテーションへのモチベーションが維持できないのだ。
練習が優先で、治療が二の次なのだ。

『医療の優先度が低すぎる。治す気がないのか?』
『選手や家族の理解が悪い』
私やスタッフはそう愚痴をこぼしていた。

でも果たしてそうだろうか?

先日、黒部市民病院今田光一先生のスポーツ障害に関する講演を聴きながら耳に残った言葉がある。
『そうすると、なんとバッティングが上手くなったんですよ。バットが上手く振り抜ける。』
これは技術論ではない。
肘のスポーツ障害の子に機能回復の訓練をおこなうと、野球が上手くなったという話だ。

体が上手く使えると、競技レベルが上がるのは、スポーツ医学では当たり前のことである。
けれども、私達は今までそのことを競技者に伝えていなかったような気がする。

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治すための治療と
上手くなるための治療
果たしてどちらが魅力的だろうか?

答えは決まっている。
今日も私はこんなふうに選手達に話している。

『がんばってエクササイズをやると上手くなるよ!』

だから、故障したら病院に行こうね!!





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by ccr-net | 2014-06-11 22:32 | 整形外科

林隆三さんを想う

とても素敵だった人が逝く

俳優の林隆三さんが昨日70歳で亡くなられた。
私がまだ高校生の頃、林隆三さんはすでに輝いていた。
印象に残っているのは、木下恵介アワーなのだが、
よく考えてみると当時高校生で下宿していた私が午後9時からのこの番組を視ることは不可能だ。
多分、夏休みで実家に帰郷したときに視たのだろう。
そのくらい、林さんの印象は強烈だった。
林さんといえば、煙草をくゆらせ、ピアノを弾き、シャンソンを唄う、そんなモダンな(死語?)人だった。

『唄って何だっけ?』
そう妻に訊かれ
『それはプカプカだろう』
と答えたが、Youtubeで調べてみると原田芳雄さんしかみつからない。
確かに唄っておられただろうと想うのだが、人の記憶はあてにならない。

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若いときに憧れた、ちょっと不良で素敵なな人がまた一人逝ってしまった。

ちょっと早いね・・・

さて、憧れの人があと何人残っているだろう。

月曜はやっぱりmanic mondayだ。




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by ccr-net | 2014-06-10 08:27 | その他
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