SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

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守るべきもの

守るもの、守られるもの

今日は午前11時から慢性疼痛の勉強会(JPAT)でした。
楽しみにしていた勉強会でしたが、開始後1時間で緊急コールが入り、リタイヤしました。
1件はクリニックでの創傷管理、1件は在宅での緊急コールでした。
創傷管理は予想したものでしたが、後者は全く予想外のもの、実に11年ぶりの再開でした。

14年前、頸椎の手術をさせて頂き、その後外来でフォローし順調でした。
私が開業後は基幹病院外来に通院され、徐々に悪化していったようです。
現在、家で動けなくなり、兎に角私に診て欲しいとのこと、ホテルの勉強会から直行しました。
お電話ではぴんとこなかった患者さんの記憶も、お顔を拝見すると直ぐに記憶が蘇りました。
1時間ほどお話しし、ようやく現在の状況が理解できました。
右上肢の麻痺と下肢の麻痺が徐々に進行したようです。
2年前に撮ったというMRIも見せて頂きましたが、手術した頸椎には全く異常がありません。
下肢の麻痺は廃用性としても、上肢の麻痺は末梢性のもののようです。
現在の治療や説明に納得がいかず、以前手術を手がけた私へのSOSでした。

その後1時間ほどお話しした内容はここには書けません。
ただ患者さんにも私にも守るべきものが存在するということです。
一人住まいの彼の横には美しく穏やかな1匹のアメリカンショートヘアが寄り添うように寝ています。

彼が守るものはその猫とご自身の尊厳、
私が守るものは医師の矜持と使命、そして家族やスタッフです。

帰宅するとさすがにぐったりし、疲労がこみ上げてきました。
リクライニングチェアに腰をおろすと、すぐに猫(アビシニアンのベル)が寄ってきました。

微笑む妻、

寄り添う猫、

私には守るべきものがあります。

そして、なにより彼らが私を守っているのです。

守るべきもの_b0102247_21502742.jpg


守るべきものがある幸せ、
あなたはいかがですか?



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by ccr-net | 2012-09-30 21:55 | その他

寛容であること

自分にも他人にも寛容であること・・・退く勇気

最近のクリニックはちょっと大変です。
長年クリニックを支えてくれたチーフ・クラークが結婚を機に退職し、
機を同じくして若手の看護師がやむを得ない事情で離職しました。
一気に大切な二人を欠いたしわ寄せは、残りのスタッフに押し寄せます。
他所から見れば『無駄に多い』と思われたクリニックスタッフは、実は無駄な人間など一人もいません。
懸命に個々の仕事を常にベストエフォートでおこない、現在のクリニックのレベルを維持しているのです。
そこで二人が抜け、バランスが崩れました。
皆が少しずつ自分の限界点を超えてきたのです。

ではどうすればよいのでしょう?

勿論人材の補充が出来ればよいのですが、医療界は慢性の人手不足・・・
そんなに簡単ではありません。
少しずつきしみ始めたチームの輪、
そんなチームの皆に対し、私は一つの言葉を投げかけました。

寛容であって欲しい、
自分にも他の者にも・・・


自分のベストエフォートを少し下げること、
人にもそれを要求しないこと、
そうすることで、またゆっくりとチームの輪は回っていきます。
結果として、私たちの目指すものからは少し遠のくかもしれません。
でも、退く勇気も必要です。

これと同じ事を、このクリニックに移った3年前にも皆に告げました。
それまでの診療所とは規模の違う患者の量と維持されるべき医療の質・・・
『くやしいけれど、ここは一歩後退』
そう皆に告げ、その時の言葉通り、私たちは3ヶ月後には元の位置に戻りました。

寛容であること、
それは少しだけ自分自身の目標点を下げることです。

意外なことに、医療の質を下げることなしに今の私たちはそれが可能となっています。
一般的にみれば過剰とも思われるサービスを提供すること、
でもそれが私たちの目標です。

寛容であること、
その言葉に悔しさがないといったら嘘になります。
でも、それが今の私たちにできること。

今回は3ヶ月後に戻ってこれるかどうかは判りません。
でも私の言葉に皆は真剣に耳を傾けてくれていました。
退く勇気・・・
時にはそれも大切です。

We shall return

Maybe,

Next three month




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by ccr-net | 2012-09-28 22:49 | CLINIC

トランサミンは血栓症を誘発するか?

EBMとは勿論、文献的吟味に経験も加味して考えるものです

非常にコアな話題で一般の方にはぴんとこない報告ですが、個人的にはとても興味深いNEWSが出ました。
これは、9月26日の日経メディカルオンラインに掲載されたものです。
トラネキサム酸は低リスクの外傷性出血患者にも有益と題されたこの記事は、BMJ誌電子版に2012年9月11日掲載されました。
CRASH-2試験で、成人の外傷性出血患者に外傷から3時間以内にトラネキサム酸を投与すると、全死因死亡リスクが有意に減少すること、有害な血栓イベントの増加は見られないことが示されて以来、世界各国で外傷患者の管理法にトラネキサム酸が組み込まれるようになった。一般には、最も死亡リスクの高い外傷患者が適応となっているが、そうした患者よりはるかに多い、死亡リスクの低い患者も、トラネキサム酸の利益を受けられる可能性がある。

詳細はLink先を読んで頂くとして、外科医としては感慨深いものがあります。

私が平成9年にクリティカルパスを始めた頃、EBM(Evidence-Based Medicine)の概念が導入されました。
それは、抗生剤の予防投与に始まり、すべての薬剤のEvidenceに基づく投与におよびました。
その中で、薬剤部からやり玉に挙げられたのが、術後のトランサミン使用です。
それまでルーティンで術後投与していたトランサミンが有効だというエビデンスがなく、当時発表された論文で逆に血栓症を誘発しやすいと指摘されたのです。

『トランサミンを使用する事によるベネフィットを提示してください』
そう言われても、臨床的には非常に困難です。
もともと長い間、伝統的に使用されていた経緯も有り、私たちは経験的に薬剤は有益だと感じながら、薬剤部に押し切られる形で使用を中止しました。
同様にエビデンスがないという理由で、術後や外傷後の使用を中止したものにダーゼンがあります。
(その後、ダーゼンは市場から消えてしまいました)

今回の研究はN = 13,273人という非常に信頼性の高いものです。
勿論、乱用を奨励しているわけではありません。
こうした薬剤の効果の見直しは、
患者にとって有益なだけでなく医師の経験を裏付ける素晴らしいものだと思います。

EBM・・・
本当に奥が深いですね。




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by ccr-net | 2012-09-26 07:36 | 医療

散歩に行こう

逍遥の勧め

今日は連休最後の日。
朝から傷の治療を一人おこない、その後、久しぶりに髪を切りに行きました。
担当の美容師の方が腰椎椎間板ヘルニアで手術を受けられたため、回復待ちで髪は悲惨な状況でした。
さっぱりとカットのみし(シャンプーの作業は腰に負担をかけます)、その後、保険審査に出かけました。
毎回、何の因果で休日に・・・と思うのですが、平日に時間がない私はこれしかありません。

泣きながら(嘘です)審査の予定分を終えると、外は青空、素敵な秋の夕です。
行きはタクシーで来たので帰りは歩いて帰ることにしました。

いつもは車で通り過ぎる街並みも、ゆっくりと歩いているとまた違った光景が見えます。
散歩に行こう_b0102247_1875292.jpg

道端の花々や、
散歩に行こう_b0102247_1892461.jpg

最上階に誰が住むんだろうと思われる、高さも値段も高い駅前の高層マンション
そして、熊本駅から裏へ足を延ばすと、
散歩に行こう_b0102247_18145067.jpg

こんな標識が・・・
この先にはこんな光景が続きます・・・
散歩に行こう_b0102247_18161844.jpg

散歩に行こう_b0102247_1818318.jpg

ということで、1時間ちょっとののんびりしたお散歩は終了しました。

普段何気なく見過ごしている街並みや裏道、
そこにはこんな素敵な光景があります。

秋になりました。
そぞろ歩きはいかがですか?


ちなみに今日出会った一番面白い光景はこれです!
散歩に行こう_b0102247_18224061.jpg

なんの因果かボクシングジムの周りには食べ物屋がいっぱい!
(この周囲500mくらいには一切食べ物屋がないのに・・・)
誘惑の多いボクシングジムです。

食欲の秋、大丈夫でしょうか?



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by ccr-net | 2012-09-23 18:29 | その他

あなたの目に映る世界

男女により見える世界が異なる不思議

『今何か飛んでいったよね?』
『え、本当?』

『この色綺麗だね』
『そうかなあ、こっちの方が綺麗じゃない?』

よくある会話ですが、どうも人それぞれの感性の違いではなさそうです。
9月18日のヘルスデージャパンに男性と女性ではものの見え方が異なるという興味深い記事が出ました。
男女の脳では目に見えるものの処理方法が異なることが、「Biology of Sex Differences」9月3日号に掲載された研究論文で明らかになった。男性は細部や素早く動くものに対してより敏感だが、女性のほうが色の区別は得意だという。
米ニューヨーク市立大学ブルックリン校/ハンター校教授のIsrael Abramov氏らによる今回の研究は16歳以上のボランティアを対象にしたもの。被験者の色覚はいずれも正常であり、裸眼視力または矯正視力のいずれかで20/20(1.0)だった。
研究の結果、被験者が色のスペクトラムを見たとき、男性は女性と同じ色調を知覚するのにやや長い波長を必要とした。また、スペクトラム中央の色の識別も男性のほうが劣っていた。一方、男性のほうが、素早い変化をとらえることに長けていた。
Abramov氏は、「聴覚系および嗅覚系など他の感覚と同様、視覚にも著しい性差がある」と述べている。同氏らは、男性ホルモンであるテストステロンがこの差の一因であるとしている。

そうすると、動体視力を必要とする仕事は男性、
色の識別を必要とする仕事は女性、ということになるでしょうか。

あなたの目に映る世界_b0102247_7424397.jpg


カラーコーディネーターの仕事は年齢を経ても女性にできそうですが、
すでに50後半の私の仕事はなあに?

ボクサーやパイロットに今更なれない私はどうしましょう・・・
勿論、医師にとって必要なのは動体視力ではなく色の識別能力です。




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by ccr-net | 2012-09-20 07:45 | 健康

サービスの基本

企業理念に基づくサービスの系譜

昨日は午後から思い立って妻と福岡のコストコに行きました。
コストコはご存じのアメリカ型の巨大スーパーです。
企業哲学は『常に経費を節約し、その分を会員の皆様に還元していこう』というもの。
サービスも非常に合理的で、けっして不快ではありませんがそれなりです。
でも“迅速に処理をおこなうこと”はサービスの基本ですから、哲学にそったサービスがおこなわれています。

さて、コストコで山ほど買い物をしたあと、博多駅に出かけました。
阪急デパートに入ると、話題の(我が家でですが)ハッチがあります。
従来の蜂蜜のイメージを覆す化粧品から食品までの蜂蜜の総合ブランドです。
サービスの基本_b0102247_23145355.jpg

まるでエルメスのような紙袋ですが、すべての商品がこうした統一性があります。
ブランディングの勝利です。
ただ売り場は、普通の化粧品売り場のようなちょっと中途半端なもので、少し残念です。
サービスもコスメ売り場並みといったら失礼でしょうか・・・

そして妻のお目当てのSABONにたどり着きました。
SABONはイスラエル生まれのボディケアの専門店です。
まだ日本に上陸する前より個人輸入で妻は購入していたようです。
お店の方の接遇が素晴らしいのは勿論ですが、お店に一歩足を踏み入れるとそこはすっかりSABONワールド。
非日常の世界が広がります。
残念ながらお店の写真は撮影しませんでしたが、そのディスプレイの一つ一つに意味があるのです。
サービスの基本_b0102247_23243724.jpg

写真はSABON NYのものです。
実際の阪急のストアはもっと素敵です。
正面の鏡になにか文字が書かれているのにお気づきでしょうか?
We at SABON, believe that the right moment is always the present.
We carefully select excellent oils and natural ingredients, with consideration for nature and care for the environment.
All over the world, we gather up exclusive delights and fragrances, paying consistent professional attention to the smallest details.
At SABON, our craft is valued as art, which comes from a place of great love.
この文字はSABONのホームページにもこのように書かれています。
私たち“SABON”は、今このひとときが、
いつもあなたにとって最高の時であることを信じています。
私たちは、自然と環境に配慮し、上質なオイルとナチュラルな素材を
注意深く選びながら商品を作製しています。
プロフェッショナルとしてディテールにまで注意を払い、
世界中に上質な喜びの素と香りを広げています。
SABONでは、私たちが作り出す商品は、
愛から生まれた芸術品であると理解しているのです。
この企業のビジョンが、ショップの、そしてそこで働くスタッフのすべてを形作っているのでしょう。

最後にお寿司を食べに行きました。
とても美味しかったのですが、一つ残念な事がありました。
お店の方の対応が悪いといったことではありません。
(お店の方の対応は素晴らしいものでした。)
それはお寿司のシャリの温度です。
シャリ(酢飯)の温度なんかが問題なの?とお思いかもしれません。
シャリの温度が違うと(冷たかったりすると)せっかくの寿司が死にます。
少し暖かなくらいが美味しいのです。

熊本で時々うかがう寿司屋があります。
そこのシャリは人肌程度です。
職人の方にうかがうと、冬になるともう少し暖かくするそうです。
そうした細やかな配慮が美味しい寿司を生むのです。


さて、今回は別にグルメの話ではありません。

コストコにおけるスピード感、

ハッチにおけるブランディング、

SABONにおける企業理念の浸透、

そして寿司店におけるシャリの温度まで気を遣う配慮、

それらはすべて顧客サービスの基本です。



医療におけるサービスの基本、
それは勿論、生命で有り健康であるわけですが、それだけではありません。

サービスの基本は企業の理念、
それをあらためて感じた1日でした。




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by ccr-net | 2012-09-18 00:09 | ホスピタリティー

せんだメディカルクリニックのFacebook pageを更新しました

Facebook pageもご覧ください

お知らせなどをFacebook pageに掲載するために大幅に更新しました。
細かな情報発信を行いますので、どうぞご覧ください。

せんだメディカルクリニック Facebook page
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by ccr-net | 2012-09-17 00:20 | CLINIC

スポーク外傷に注意

その傷、乾かしていい傷ですか?

せっかくの連休だというのに明日から台風のようです。
外出の予定を変更された方も多いのではないでしょうか。
今日は連休の初日ということもあり、クリニックはごった返していました。
怪我やスポーツ障害・腰痛など疾患はさまざまですが、その中で最近増えているのが子供の足の巻き込みです。

5歳以下の小さいお子さんを自転車に乗せ後輪に足を巻き込み足を傷つけた状態で来院されます。
これをスポーク外傷といいます。(自転車の車輪のスポークに巻き込むからです)
一見たいしたことのないように見えますが、そこに落とし穴があります。


足関節周囲は触って判るように、もともと皮膚や皮下組織が薄く血流があまり豊富ではありません。
そこに巻き込みなどで強い圧力がかかると組織は容易に死んでしまいます。
表面の擦過傷と思い侮ると大変なことになることがあります。
こうした強い圧力により生じる創傷を圧挫傷といいます。
勿論、他の部位でもおこりますが前述のように足は皮膚や皮下組織の余裕がない場所なのでやっかいです。
整形外科医泣かせですが、整形外科医以外にはあまり認知されていない創傷でもあります。
足が自転車のスポークに挟まれる。
瞬間的に強い圧力が軟部にかかり組織の圧挫がおこる。
表面に一見擦過傷にみえる傷ができる。
腫れがあまりなければたいしたことがないと安心し消毒だけする。
数日経ち傷が黒ずみ壊死してくる。
慌てて病院を受診する。
これが典型的なスポーク損傷のパターンです。
傷が酷かったり腫れていたりすれば医療機関を受診されますが、間違った処置をされることがあります。
スポーク損傷は軟部組織の損傷なので基本的にウエット・ドレッシング(湿潤療法)が必要です。
ここにドライドレッシング(傷を乾燥させる:消毒+ガーゼ)をされると悪化します。

湿潤療法の基本は洗浄+被覆材を使用します。
被覆材はアルギン酸・ハイドロジェル・ハイドロサイト・デュオアクティブ(ET)・プラスモイスト等です。
勿論、フィルムも使用します。

こうした治療を行う場合もっとも大切な事は、保護者に傷の状態について正しく理解していただくことです。
最初に単なる擦過傷と圧挫傷は異なることを十分に理解していただくことが何よりも大事です。

スポーク外傷に注意_b0102247_225997.jpg


ここ10日間ほどで、スポーク外傷が3例もありました。
うち1例は腫れもひどく、数日シーネ固定を必要としました。
現在の所、どの症例も順調に経過していますが、
対象が小さいお子さんなので、被覆材が剥がれやすくなり、ちょっと苦労しています。

明日・明後日のお休み、
くれぐれも自転車後輪への足の巻き込みにご注意を!




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by ccr-net | 2012-09-15 23:02 | 整形外科

爪が割れたらどうしましょ?

割れた爪、まだ抜爪していませんか

運動や怪我で爪が割れることがあります。
教科書的な処置としては部分抜爪をすることになっています。
爪を残しておくとそこに肉芽が食い込むことがあるからです。
私自身は抜爪が嫌いなので出来るだけ爪を温存するようにしているのですが、結構難渋します。

昨日もそうした爪の外傷がありました。
スポーツで母趾の爪を引っかけ割ってしまったようです。

爪が割れたらどうしましょ?_b0102247_21103936.jpg

判りにくいですが、爪の花のデコールを引っかけ、内側〜示趾の横までほぼ完全に剥げています。
この状態では、通常抜爪しかありません。

でもうちのクリニックには秘密兵器があります。
鶴田朋子さん、4月からフットケアチームの中心として活躍しているプロのセラピストです。


彼女のクリニックでの外来は月1ですから直ぐに連絡し、鶴田さんのフロムペディにお願いしました。
今日、Facebookのメッセージで報告をいただいたのがこの写真。

爪が割れたらどうしましょ?_b0102247_21205468.jpg

鶴田さんのコメントは以下の通り
爪は内側からヒビが入り、丸印の部分しか繋がっていませんでした。 ジェルネイルがなかなか取れなくて苦労しましたが、何とか綺麗に剥がし、割れている部分に上から薄いシートをかぶせ補強し、アクリルでコートしました! 
注)内側というのは母趾の横(一般の方の認識では外)、外側は示趾の横のことです。

見事な修復!
ぐらつきもなく、痛みもないそうです。
勿論、感染予防には万全の注意を払っています。

この場合一番難しいのはやはりジェルネイルの除去です。
やはりスペシャリストにはかないません。


爪でお困りの皆さん、

近くにスペシャリストはいらっしゃるでしょうか?

勿論、熊本は万全です!




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by ccr-net | 2012-09-13 21:38 | 医療

チョコレートはお好き?

甘いチョコレートの魔法の効果

先日、病院見学にみえた先生からGODIVAパルフェショコラ・コレクションを頂きました。
見た目も素敵なチョコレートですが、味も抜群!
といっても、私が食べたのは12粒のうち1粒、残りは翌日の夜にはすべて妻が食していました。
『そんなに食べていいの?』という私の問いに、
『体にいいから・・・』とうそぶく妻。

確かにチョコレートに含まれるポリフェノールの効果については、さまざまな論文が出ています。
本blogでも過去にチョコレート摂取で血圧が低下チョコレートは体にいいのかなどいくつかの記事を書きました。
でもね、程度問題でしょ!と思っていたら、チョコレートの効果についてまたまた新しい報告がでました。
脳卒中予防でチョコレート好きに朗報という記事はNeurologyオンライン版に8月29日掲載されたものです。
チョコレートのフラボノイドは以前、心疾患リスクの低減や精神作業の改善と関連付けられ、抗酸化因子や抗凝固因子、抗炎症因子、またはコレステロール低減によって心血管疾患を予防すると考えられていた。
Larsson氏らは49~75歳の男性3万7,103人に、食事や食べ物、特にチョコレートの摂取量について尋ねた。10年超の追跡調査期間中に、1,995人が初回脳卒中を発症した。チョコレートの摂取量が最も多い被験者(中央値:1週間にチョコレートチップ約3分の1カップまたは2オンス超[約56g])の脳卒中リスクはまったく食べなかった被験者より17%低かった。
さらに、4,200人を超える脳卒中症例を対象にした5件の研究を分析したところ、チョコレートの摂取量が最も多い被験者の脳卒中リスクはまったく食べない被験者より19%低かった。チョコレート摂取量50g(チョコレートチップ約4分の1カップ)/週につき脳卒中リスクが約14%低下した。この効果はダークチョコレートに関連していた。

この量(2オンス)は日本のチョコレートでいうと、丁度チョコレート効果 カカオ95%BOXに相当します。
単純に考えると、1週間にこれ1箱ということになりますが、どうでしょう?
ここでよく上記の記事をお読み下さい。

対象はあくまでも男性3万7,103人です。

Link先の記事にもきちんと最後に明記してあります。

この結果が女性にも当てはまるかどうかは不明である。

チョコレートはお好き?_b0102247_20341429.jpg


健康に良くても悪くても、
チョコレートは心のオアシス・・・
そんなあなたは、ChocolateWonderlandはいかが?




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by ccr-net | 2012-09-11 20:44 | 健康
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