SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

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あなたは何故変われないのか?

大病院出身の看護師がクリニックには駄目って誰が決めたの?

医師•看護師や理学療法士・・・
スタッフ不足に悩むのは何処も同じです。
一見豊富なスタッフを抱える当クリニックも慢性的な人手不足に悩んでいます。
優秀なスタッフなら是非一緒に働きたいと、いつも思っています。

さて、そんな私が、昨日webで??と思うサイトを発見しました。
それは医療コンサルタント会社のサイトなのですが、『大病院出身の看護師は小クリニックにはむかないから適材適所で転職を勧める』というものです。

育ってきた環境は確かに大事ですが、優秀な人はどこに行っても優秀です。
もし、大きな病院で大丈夫だったけれど、小さなクリニックでは駄目というのだったら、それはやはり能力がないのです。

けれども、時々職場を変わって能力が発揮できない人がいるのも事実です。
でも、それは前職の施設の大きさによるのではありません。
そうした人は、変化できないのです。

開業した友人たちに『開業医はつまらない』という人が時々います。
それは、“仕事がつまらない”のではなく“仕事の中に楽しみを見つけられない”のです。

環境が変われば、その環境の中に自分の居場所ややりがいを見つけそれを楽しんでいく・・・
J.P.コッターのカモメになったペンギンにChanging and Succeeding Under Any Conditionsというのがあります。
変化すること、そしてそれを楽しみ、成功すること・・・とても大切なことです。

変われない人は、結果的にどの組織でも成功しません。

当クリニックの看護師は5名が基幹病院出身ですが、皆今の仕事の中に自分のやりがいを見つけています。
全員とても優秀です。
勿論、転職など勧めません。

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大切なのは出身なんかではありません。


あなたは変化できますか?


そしてそれを楽しめますか?





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by ccr-net | 2010-06-30 17:03 | 医療経営

あなたがここにいて欲しい 

術後13年目の手術

昨日、以前勤務した病院で手術した方の13年ぶりの再手術を決定しました。
第4腰椎のすべり症でL4-L5のpedicle screでの後方固定術を施行した方です。
術後12年、経過良好でしたが13年経ち固定椎間の上の狭窄症が出てきました。
お会いするのは実に10年ぶり・・・

『いかがでしたか?』
『とてもよかったのですが、1年前より悪くなりました』
『手術したところの1個上が悪くなりましたね』
『手術は可能ですか?』
『勿論です。手術時間は90分ですね。』

その後、MRIで詳細な説明をおこない、熊本医療センターで手術をおこなうことになりました。
『手術は、先生にしていただけるんでしょう?』
すでに一線を退いているので丁重にお断りしたのですが、思いがけない言葉を頂きました。
『先生は、ピンクフロイドのWish You Were Hereをご存じですか?』
『え?知っていますが・・・ハードな曲ですね』
『意味は違うかもしれませんが、立ち会って頂きたいのです、先生に』
とても嬉しいお言葉ですが・・・どうしましょう。

13年たっての執刀の依頼・・・

そういえば13年前はマライアキャリーをかけて手術をおこなったような気がします。
今度曲を選ぶとしたら、さてなんでしょう?
Wish You Were Hereは、ちょっとハードです。

今かけるならこの曲・・・とても素敵です。



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by ccr-net | 2010-06-30 00:16 | 医療

リスクをとるのは私たち

安全圏は進歩がない

昨日、大学でプレイしている外野手(硬式野球)の治療が終了しました。
示指中節骨基部の剥離骨折で骨折部が反転しそれを支えるvolar plateも損傷していました。
手の外科のK先生と協議の結果、volar plateのみ修復し反転した小骨片はそのままとしました。
いずれ吸収し問題なくなることを期待しての手術です。
術後3週間PIP関節のみ安静時プラスティックプレートで伸展固定し、その間も自動運動はしています。
その後作業療法士による訓練を開始し、術後6週でフルスイング・フルスピードでの送球が可能となりました。
可動域はFull、疼痛も全くありません。

同様に、2ヶ月前に舟状骨骨折で手術した高校生のピッチャーは現在135kmのスピードで投球しています。
勿論、疼痛もありません。
いずれも最小固定・早期リハのAccelerated Rehabilitationの効果です。

今日執刀医のK先生と電話で話しました。
『予想以上に経過がいいよ』
『うーん、判ってはいるんだけどね。万一上手くいかない場合を考えると安全圏を狙ってしまうんだよね』
『ま、リスクは私たちがとるわけだから』
『そういうこと。安全圏は進歩がないからね。』

医療にリスクゼロはありません。
どんなお薬でも、
どんな処置でも、
常にリスクはあります。
その中で、リスクとベネフィットのバランスをとっていくのが私たち医療者の仕事です。

リスクをとるのは私たち・・・
でも決してそれがチャレンジでないこと、
きちんと科学的な根拠に裏付けられていること、
そしてなによりも細やかな配慮をおこなうこと、

そのいずれもが大切なことです。

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by ccr-net | 2010-06-29 22:39 | 整形外科

Listen to the Radio!

ラジオも捨てたもんじゃない

サンデードクターズサロンというRKKラジオの番組で日曜日の夕方時々30分ほど健康情報についてお話ししています。
整形外科に直接関係しない“セカンドオピニオン”“連携医療”“在宅医療”などについて毎回テーマを決めて放送しています。
当初“日曜夕方のAM番組を誰が聴くんだろう?”と思っていました。
これが、意外と(RKKさん、失礼しました)多くの方に聴いて頂いています。

タクシーやトラックの運転手さんは勿論、農家の方や店番をされている方、コックさんもいます。
仕事をしながら気軽に聴けるのが良いようです。
メディアでの医療・健康情報の提供を考えるとき活字やテレビを考えがちですが、ラジオの威力も絶大です。

放送のたびに多くの方から、
『この前聴きましたよ』
『この前のお話ですが、ちょっと質問していいですか?』
といった言葉を頂きます。

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医療機関での健康教室もいいですが、

もう一度ラジオというメディアについて見直しませんか?

耳からの情報は偉大です・・・


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by ccr-net | 2010-06-28 22:37 | CLINIC

建築に流れる温かい心

手にとって本を見よう

今日はふくもと整形外科の内覧会でした。
昼から妻と二人で花立にあるクリニックに出かけました。
建築は松山設計事務所・・・素敵な建物です。
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この奥に素敵な待合室があります。
今までに見たことのない5mの大きなブックシェルフが中央にあり大きなディスプレイもそこにあります。
シェルフには多くの書籍がきちんとディスプレイされています。
単なる見せるための本ではありません。
どの本も奥様の早由美先生が実際に読まれた本です。
新しくはありませんが、そのどれもが息づいています。
温もりのある温かいディスプレイです。

以前、ブックセレクションを考えようでこのブログに書きましたが、施設におく本や雑誌については意外と気を払われていません。

ロビーの本や雑誌・・・それも空間や空気の一部なのに・・・

ふくもと整形外科の待合室とそれに続くキッズコーナー、
まるで大きなおうちの居間のようです。
とても温かで落ち着く空間・・・
福本先生ご夫妻が目指したものがそこにあります。

え?
実際のロビーの写真?
それは、自分の目でお確かめ下さい・・・ネ。

ふくもと整形外科は7月1日熊本市花立でオープンします。


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by ccr-net | 2010-06-27 21:51 | その他

iPadは医療でも使える 基礎編

まずは予定表と住所

さて予定表の管理、皆様はどうされていますか?
iPadの予定表はical連動でカレンダーごとのカテゴリー管理が出来ます。
カレンダーごとに職種や業務を割り当てると全ての職種の予定管理が一覧出来ます。
カレンダーを指定すればその職種のみの予定・・・一目瞭然です。
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まだ見にくいホワイトボードを使用していませんか?

いつでも何処でも誰でも・・・iPadの利点です。

勿論Touchでも可能ですが、視認性が違います。

ホワイトボードは永久にいりません。




次に連絡先はいかがでしょう?
単なる住所録になっていませんか?
きちんとグループ分けしていますか?
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iPadは美しいグループ分けで表示します。

当然、母艦のアドレスブックでのグループを先に作成する事が必要です。


タップするだけで、目的のグループごとの住所録が開けます。

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さて、ここでWebをタップすればその施設のホームページが、

外来表の確認も簡単です。

勿論、院内案内図も手に入れる事ができます。



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住所をタップすれば、地図が・・・

場所の説明もより分かり易いですね。






どうです?
結構便利でしょう?

次回は、これも基本の写真についてです。
家族やペットの写真だけで使ってはいませんか?


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by ccr-net | 2010-06-26 21:45 | iPhone &iPad

iPadを使おう

医療におけるiPadは難しくはない

世間では(一部愛好家では)iPhone4の話題で持ちきりですが、iPadも発売から1ヶ月が経ちました。
医療におけるiPadというと京都大学での手術での使用や専用アプリなど、一見敷居が高そうですが、実はそうでもありません。

実際に、当院では凄ーく低い敷居でiPadを使用しています。

では、標準アプリで何ができるか、考えてみましょう。
まずは、カレンダー
Mobilemeを使えばすべて一元管理・・・iPadもiPhoneもiPodTouchもすべて一緒です。
icalのカレンダー機能を使えば職種毎(医師・看護師・クラーク・理学療法士 etc)仕事毎(往診・ミーティング・手術管理・電話管理 etc)すべて素敵なインターフェースで可能です。
ホワイトボードを使用する必要なんか全くありません。
そもそもホワイトボードは当院には存在しません。

次に連絡先・・・これも大変役に立ちます。
連携施設・往診先・頻繁に使用する項目etcなどカテゴリー別に分類された住所録は非常にパワフル!
電話番号は当たり前ですが、住所をタップするとすぐにマップへ、経路だってOK!
病院へのご案内も簡単です。
外来表はwebをタップすればすぐにその施設のホームページへ・・・
今までの紙ベースとは比較にならない情報量の多さです。

写真
子供の写真や施設の写真も結構ですが、もっと有意義な使い方があります。
新しいフォトアルバムは、ピンチしてプレビューできる、小さなスタックとして表示されます。
メディカルフィットネスでは個別アルバムでのトレーニングメニュー管理をおこなっています。
実際の動作メニューをアルバム管理することで20〜40ものトレーニングを効率よくおこなうことができます。
勿論、ダイエット食事メニューのアルバム管理もおこなえます。

ビデオ
ビデオはお話やPVだけを観るものと思ってはいませんか?
keynoteで作成したさまざまなプレゼンはquicktimeでビデオでの出力が可能です。
簡単な教育ツールの完成です。
勿論、さまざまな既存の医療用映像も使用できますし、リハビリではピッチャーの投球モーションのチェックもできます。

Safari
勿論強力な情報の源です。
その用途は言うまでもありません。

どうです?
標準アプリもすぐに医療用アプリとして使えるでしょう?
GoodReaderによるクラウドでの文書共有(当院ではすべての院内マニュアルはクラウドにあります)、AudioNoteを使った伝言や口述筆記(伝言忘れの回避や医師の紹介状を口述筆記でクラークが作成)などアプリを使った工夫は枚挙にいとまがありません。

実際の使用例は画像と共に次回のお楽しみ・・・

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iPadはクリニックにおける最強のツールです。

あなたは、使っていますか?

医療には使えないと思っていませんか?



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by ccr-net | 2010-06-24 22:08 | 医療IT

やれば楽しい防火訓練

意外と知らない消火器の使い方
本日無事、黒田防火管理者のもと消防署から3名の立ち会いを頂き防火訓練を行ないました。
クリニック・訪問看護ステーションのスタッフ40名ほどが参加しました。
終了後、1年未満のスタッフのみ消火器訓練を行ないましたが、はじめて消火器に触るスタッフもいて、それなりに盛り上がりました。
やはり、訓練は必要ですね。

さて、次回は冬です。

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by ccr-net | 2010-06-23 23:34 | CLINIC

切ないのは、あなただけではない

私の想い、あなたの想い

仕事をしていると色々と上手くいかないことがあります。
自分は一生懸命やっているのに結果がでないもどかしさ、
自分の想いがチームの他のメンバーに伝わらない切なさ、
自分の力のなさを思い知らされる悲しさ・・・

『私はこんなにがんばっているのに』
『なぜ自分の想いが伝わらないのだろう』
『自分はこんなに無力だったのか』

仕事をしていると必ずぶつかる壁です。
どんな仕事でも・・・
勿論、医療の世界も例外ではありません。

でも、勘違いをしてはいけないこと。

仕事は、一人でやっているのではないこと、
あなたががんばっているその裏で、
きっと他の人たちも一生懸命がんばっているんだということ、
あなたが私が、今日間違っていると判断したことが、
もしかしたら本当は正しいこともあること・・・


私たちは、自分以上に仲間を信じることが必要

だって私たちはチームなんだから・・・

でも、切ないね。



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by ccr-net | 2010-06-22 21:59 | CLINIC

術後、毎日が楽しい

脊柱管狭窄症の術後を楽しむゆとりが、あなたを元気にする

今日、5月に脊柱管狭窄症で3椎間の椎弓切除術を受けた方が術後1ヶ月でリハビリテーション病院を退院されました。
術前強い左下肢痛と麻痺(下垂足・中臀筋麻痺)があり、術後十分な入院でのリハビリテーションを必要としたため、比較的長い入院期間となりました。
当院初診までに大分時間が経っておりすでに麻痺が存在したため、現在も麻痺はまだ残っています。

『どうでしたか?入院生活はつらかったでしょう?』という私の問いに、
『いいえ、術後徐々に自分が回復していくのが判り毎日がとても楽しい』とニコニコしてお答えになりました。

術前の下垂足は2+から3-へ、中臀筋麻痺は4-から5-へ・・・
回復過程にあるものの、まだ依然として麻痺があり、短下肢装具が必要です。
回復している過程を歓ぶもの、
残存している症状を嘆くもの、
術後の患者様はひとそれぞれです。

でも、術後麻痺がまだありながら、
その過程を心から楽しみ希望に満ちている人・・・
こんな方はあまりいません。

すぐに担当の理学療法士と相談し、運動器リハの各種プログラムを作成することになりました。
勿論ステレオダイネーターも活用します。
回復の過程にあるかたを、表と裏の両面から支えるのが私たちの仕事です。

この方の今日の笑みが、やがて満面の笑みに変わる日が来るよう最大限の努力をする・・・
努力するのは私であり、スタッフであり、勿論患者であるこの方です。
だって、私たちはチームなのですから・・・

執刀して頂いた病院ならびに術後リハビリテーションをして頂いた施設には大変感謝しています。
大変有り難うございました。

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by ccr-net | 2010-06-21 20:24 | 医療
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