SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

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カテゴリ:フットケア( 37 )

新任医師の冒険

ようこそ靴の世界へ

一昨日の水曜日、午後のクリニックは往診の時間です。
新しく仲間になった二人の先生たち(田口先生・南野先生)と2件の在宅診療に出かけました。

1件目はALSの在宅独居の女性。
ALSによる四肢麻痺がおありですが、
訪問診療・訪問看護・訪問リハビリテーション・訪問介護でしっかりと支えられています。

2件目はALSの男性で、人工呼吸器と経腸栄養で奥様とお二人で生活されています。
この方も同じく訪問医療や訪問看護で支えられています。

この2件とも、現在の医療介護システムでこそ成り立っているのです。
20年前には考えられなかったことで、
現在の日本のシステムは捨てたものではありません。

なんてことを帰りの車の中でお話ししながら三人で向かったのは
廣田さん姉弟の奇跡のお店「くつロジ」です。
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久しぶりにうかがったくつロジは
相変わらず素敵で
春のシューズでいっぱいでした。
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田口先生、南野先生ともに
こうしたコンフォートシューズの専門店は初めてです。
好奇心一杯でいろいろ靴を見せていただき
最後に5人で記念写真を撮りました。
ええ、ちゃんと5人写っています!
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在宅医療も
靴も
同じく私たちの生活の一部です。

ようこそ靴の世界へ
今度はどこにうかがいましょう・・・





by ccr-net | 2018-04-13 22:29 | フットケア | Trackback

あなたの靴は大丈夫?

ウイズ?ワイズ? 靴の言葉は難しい

4月になり、春休みのせいか昼間の子供たちの来院が増えてきました。
今日みえたのは10歳の女の子
足の速い陸上大好きの子です。
母趾に痛みがあり、近くの病院で骨端線に異常があると言われたのですが
そんなことはありませんでした。

問題は靴
そう、大きな靴が問題なのです。

彼女の足は実寸で20cm、width Cの細いきれいな足です。
でも履いているのは21.5cm width Eのシューズ
大きいので前滑りし前足部に痛みが出てきたのです。

さて、こんな場合
どうすればよいのでしょう?

一番よいのは
width Cの20.5cm〜21.0cmのシューズをみつけることですが
そんな細いシューズはなかなかありません。

お利口さんな彼女は
しっかり紐を締めることで
問題を解決してくれました。

これでも駄目な場合は
インソールを作成するしかありません。
クリニックでは小児のインソールはハードインソールではなく
入谷式やDYMOCOインソールをお勧めしています。

さて、このwidthって何でしょう?

widthは英語読みではウイズですが、靴の業界ではワイズと呼ばれることが多いようです。
widthは日本では足囲(母趾〜小趾までの一周)のことを意味しています。
正確な英語では足囲はfoot circumferenceですが、靴用語ではball girthといいます。
widthは和訳では幅ですので、もともと無理があるのです。

ということはwidthは和製英語なので、ワイズと呼んでいいのでしょう。
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靴の用語はさまざま
でも大切なのは、自分に合った靴を見つけること

あなたの靴は大丈夫?


by ccr-net | 2018-04-03 22:25 | フットケア | Trackback

フットケアチームを作ろう

みんなでやろうチーム医療

毎週火曜日と木曜日はフットケアの日
ということで、今日の午後は爪と足のでいっぱいです。
幸い最近のフットケア外来はCLI(重症下肢虚血)の方はほとんどなく角質ケアが中心です。

けれども、昨日の定期の在宅診療での出来事、
すでに5年前にBK(膝下切断)となった方の残った足の環趾に小さな阻血性の色調変化をみつけました。
示趾の阻血性潰瘍が繰り返すために、毎週在宅とデイケアでフットケアをおこなっている方です。
ちょっと心配でしたので、往診の帰りにデイケアで打ち合わせをしました。
クリニックチームと訪問看護、それにデイケアチームの連携です。

フットケアは、多くの目でしっかりとみていくことがとても大事です。

在宅・外来・介護の密接な連携が必須なのです。
CLIの場合、ちょっとした油断が大きな落とし穴に繋がります。
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というわけでもないのでしょうが、最近こうしたチーム医療に関する依頼が増えてきました。
先週久しぶりに届いた原稿依頼は、リハビリテーションの月刊誌からのもの。
フットケアリハビリテーションでのチームビルディングの関しての執筆依頼でした。
これを機会、よりシステマチックなチーム編成をリハスタッフとゼロから考えることにしました。
また、今日いただいた依頼もチーム医療に関するものです。

もしかしてブーム?

何の世界でも同じですが、大切なのは独りよがりにならないこと、
一つの目よりも多くの目、いろんな視点で見ることがとても大切なのです。

ということで、最近チームビルディングに忙しい私です。


by ccr-net | 2017-04-20 22:24 | フットケア | Trackback

介護予防フットケアサポートねっとのこと

思わぬところに真屋さんの置き土産

今日、3月と5月のフットケア関連の学会プログラムをみていて、あることに気づきました。
いや正しくはクリニックのフットケアナースからのこの言葉で気づいたのです。

「先生、3月の学会ですが、どのシンポジウムですか?」
私がシンポジウム名を答えるとそんなシンポジウムはないとのこと。

はて?

ということで、あらためてシンポジウムの依頼を確かめてみました。
すると、全く異なるワークショップ名が書かれていました。

あれま!

慌てて、修正をいれようとしましたが、もう締め切りを過ぎていてできません。
というわけで、先ほど学会事務局へ訂正依頼のメールを送付しました。
学会事務局の皆様、申し訳ありません。

さて、これで終わりと思ったのですが、そうはいきません。
何となく気になったので、5月の学会の抄録もみてみました。
すると驚いたことに所属を間違えていました。

なぜって?
こういうことです。

学会からの依頼所属は私のクリニックではなく「介護予防フットケアサポートねっと」となっていました。
これは私が理事を務めるNPO法人です。
この所属でパネラーを務めるようにという依頼を、
私は「介護予防フットケア」についてだと思い込んでいました。
よくみるとセッション名は「地域啓発と多業種連携」です。

あれま!
慌ててNPO副理事長の鶴田朋子さんに連絡をとり、取りあえず先ほど書き直しました。
やれやれ。

介護予防フットケアサポートねっとは急逝された真野さんが理事長を務めるNPO法人です。
高知・愛媛・兵庫・熊本を結ぶ地域を超える新しい形のフットケアのネットワークです。
高知・愛媛とイベントが終わり、本来昨年熊本でイベントをおこなう予定でした。
熊本地震で今年に延期になりましたが、震災後の5月に震災復興フットケアをおこなっていただきました。
もちろん、真屋さんもです。

何気なく引き受けたパネラーもですが、これも真屋さんの置き土産なのかもしれませんね。
さて、彼女に叱られないように、一から抄録を作り直しましょう。




by ccr-net | 2017-02-13 22:03 | フットケア | Trackback

爪や角質のケアをしよう

まずは道具からね

今日は足の日だったようで、
巻き爪矯正2名、爪切り4名、角質ケア2名でした。
別にフットケアの日ではないので、通常外来の合間に結構大変です。
その代わり(何の代わり?)シューズトラブルはゼロと珍しい日でした。

さて、足のケアをおこなうにはいろんな道具が必要です。
時々質問を受けるのですが、別に医療用の高額な器機を使用しているわけではありません。
特にミニルーターは、フットケア専門用のもの以外に、工作用のものも使用しています。
理由は安いからですが、結構優秀です。
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一番左は実売5万円弱のフットケア用、真ん中は1万円・右は5千円くらいの工作用ミニルーターです。
フットケア用はプロも使用しているもので充電式の優れもの、勿論正逆回転・可変速です。
真ん中はコード式、可変速ですが回転は正回転のみです。
一番右は可変速ではありませんが、矢印のレバーを上げてワンタッチでビット交換が可能です。
左も矢印の部分でワンタッチ、真ん中はボタンを押しながらチャックを回さなければいけません。
ビット交換が簡単でトルクも強いので、右はナースに人気がありました。
というわけで、安い・簡単と結構お勧めだったのですが、今はこのタイプのものがありません。
多分、緩みが出ることを嫌ったのでしょうが、一斉にネットから消えました。

現在のお勧めはお金があれば勿論左です。
けれども多くの医療機関でなぜか看護師の私物としての扱いですので、安さも大事。
ということで、値段を考えるとこの真ん中のものもお勧めです。

弘法筆を選ばずは昔の話
道具はいいにこしたことはありません。


by ccr-net | 2016-12-01 20:44 | フットケア | Trackback

マチワイヤーと3TO

巻き爪の治療法はいろいろ

今日は夕方に、私の恩師にあたる某病院の先生が巻き爪治療にみえました。
これまでも何度かおみえですが、ご多忙なのでいつも前日のご予約なので大変です。
来週は遠方で会議とのことで、痛みのない状態にしてほしいとのことです。

前回2ヶ月前に爪周囲炎で治療した時に、次回は巻き爪治療をおこなうことになっていました。
1年前にBSスパンゲで治療をおこない一時綺麗に治っていましたが、メンテナンスされず元に戻っています。
と言うわけで、今回は3TO(VHO)を予定していました。

3TO(VHO)はドイツで開発された3次元の矯正ワイヤーです。
爪先ではなく爪の中央部で矯正が効き、BSスパンゲより長持ちします。
見かけはBSスパンゲが綺麗ですが、前回メンテナンスができなかったこともあり3TOを選択しました。

ということで、3TOに取りかかったのですが、爪の弯曲が強く基部が深いので困難です。
痛みに敏感な方で、しかも両母趾!
ということで、本日はマチワイヤーをかけることにしました。
比較的爪が柔らかい方なので、径は0.3mm
爪が一部肥厚していましたので、その形成が大変でしたが、ワイヤーはあっという間。

仕上がりは良く、笑顔でお帰りになりました。
次回は2週後
爪の開きがよければ、VTOを中央部にかける予定です。

爪の治療法はいろいろ
それぞれに利点と欠点があります。
ですから、メニューは多いにこしたことはありません。

あなたの爪は大丈夫ですか?
治療法は日進月歩です!




by ccr-net | 2016-11-17 22:03 | フットケア | Trackback

足フェチはコラボの夢をみる

夢はきっとかなうかも


足に関わるようになって、7年になる。


それは素敵な足病医にはじまり

スーパーナースや美しいフットケアスペシャリストの目を見張る技術

魔法のような靴の達人たちとの出会いだったりする。


毎日

足や靴を見るたびに

頭を巡らせ

何がベストかと考える。


巻き爪や胼胝の処置をしながら

これはスペシャリストだったらどうするだろうと思い

やっぱり任せようと電話を手にとる


足が痛いアスリートや

きちんと歩けない高齢の婦人のシューズを診るにつけ

靴の達人たちへ想いをはせる


結局クリニックで出来ることには限りがある

医師や看護師、理学療法士や健康運動指導士がチームとなり足に取り組む

できることはすべてやっても

やはり足のプロフェッショナルにはかなわない


だから

それぞれのプロフェッショナルへお願いする

この患者さんを診てね!と・・・


でも

ふと考える

もっと上手く協業できないのだろうか


できれば

自分の両隣にシューショップとサロンがあり

いつもコラボできたらいいね


それは夢かもしれないけれど

夢はいつかかなうものだから


たとえかたちが変わっても

きっとかなうはずだから





by ccr-net | 2016-10-27 21:30 | フットケア | Trackback

靴教育 〜シューエデュケーション〜 を学ぶ

大切なのは子供たちがきちんと靴を履けるように繰り返し教育すること

今日は待望の吉村眞由美先生によるシューエデュケーション(靴教育)の指導者講習をクリニック2F STUDIOでおこないました。
参加人数は28名、遠く奄美大島や宮崎からも受講され、盛況でした。
セミナーは午前10時〜午後3時までの長丁場、それでもあっという間の5時間が過ぎました。
素晴らしい時間でした。
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私がずっと気になっていたこと
それは、〝足育(あしいく)とは本当は何か?〟ということです。
足に関わる医療をしているので、私の元にも時々〝足育〟の講演依頼が来ます。
私たちのクリニックの足に関わるスタッフにも時々声がかかります。
でも、すべてお断りしていました。
なぜって?
だって、〝足育〟についてなにも知らないから・・・

私は外来で多くの足をみます。
それは、様々な足病だったりスポーツ障害だったりします。
ですから、足だけでなく、靴もみます。
足の評価をし、歩容を診、靴の評価や指導をおこなうのです。
当然、靴の履き方や紐の結び方の指導もおこなうのですが、でもそれは一人一人の患者さんにたいしてです。
私がしているのは、教育ではなく治療であり指導なのです。
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今日の講義でわかったこと、
それは教育の本質です。
子供たちに教えるということ、学ばせること、
それこそが正しい靴行動、靴の履き方に繋がるのです。

教育はまだまだ奥が深いので、私自身が足育・靴教育を語ることはもう少し先になりそうです。
何事も勉強が必要ですね!

あ、足育は〝あしいく〟で〝そくいく〟ではありません。
〝そくいく〟は某社の登録商標のようなのでご用心!




by ccr-net | 2016-07-03 21:37 | フットケア | Trackback

足と靴を巡る冒険

多くの人との出会いが自分を育てる

今年も残すところあと数日となりました。
そんな中、一人の方がおみえになりました。

1週間前、母趾の爪下膿瘍で、爪の一部切除と膿瘍の洗浄をおこなった方です。
受診までに近医で約5ヶ月間、抗生剤入り軟膏処置を継続し不良肉芽と膿瘍形成をおこしていました。
慢性骨髄炎を疑いXPをとりましたが骨融解はなく、周囲膿瘍も瘻孔もありません。
その後、抗生物質(クラビット)を5日間投与しての再来です。

なんと母趾の裏側に不良肉芽が出現していました。
瘻孔形成こそありませんでしたが、思った以上に周囲膿瘍は深刻だったのです。
すぐに切開をおこない、同部の洗浄をおこないました。
明日、日曜日再診予定です。

この症例で反省するのは、初診時の対応の甘さです。
長期間の抗生剤軟膏処置を考えると、耐性菌の存在と過剰処置と言われても切開術を考慮するべきでした。
創傷処置は難しいですね。

足の世界は、視ることが大切です。
いかにしっかりと視て観察するか、そこからすべて始まるのです。

靴の世界も同じです。
足の計測だけでは、何もわかりません。

視て、触って、調整して、
ようやく靴が履けるのです。

そうしたことがきちんと出来る数少ないシューショップがshoe closet PASSO & です。
福岡にある奇跡のショップです。
そのパッサンドも、来年1月閉店することになりました。
寂しいですね。

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いつもいつも思うのですが、
足の世界は奥が深く、迷うことばかりです。
それでも、この世界に身を捧げる多くの方との出会いは、本当に素敵です。

ということで、
来年も足と靴を巡る冒険は続きます。


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by ccr-net | 2015-12-26 22:23 | フットケア | Trackback

足を巡る冒険 再び

出会いはいつも突然に!

先週水曜日、定例のフットケア特別外来でのフットケアセラピスト鶴田さんとの会話。

「そう言えば先生、熊本に〝くつロジ〟という信頼できる靴屋さんが出来たみたいですよ!」
「誰からの情報?」
「小倉第一病院の中村先生情報です」
「え、何繋がり?」
「えーと、西田さん繋がりみたいです。」と尾方ナース。

西田さんはJTFAの会長でフットケアナースの先駆け、今でも中心的存在です。
久留米の石橋さんとはまた違った方向で、足の世界に寄与されています。
その西田さんが前述の小倉第一病院のフットケア指導に入られたというニュースは聞いていました。

「なるほど!じゃあ、信頼性あるよね。早速行ってみる!!」
「え?もうですか?!」


自分の目と耳で確かめてみないと信頼しない私は、すぐに〝くつロジ〟に連絡。
一面識もない私の電話を店主の廣田さんは、快く受け入れてくださり、早速土曜日にお店へ!!

あいにく土曜日は夕方から小雨、妻と二人で車に乗り〝くつロジ〟へ出かけました。

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モダンで素敵な空間です。
シューズはドイツのフィンコンフォートを中心にオランダのドゥレアやオーストリアなどがあります。
とりあえずコンフォート系を中心に、嬉しいことに女性用に加え男性用も!
できれば、今後お洒落系ももっとあればいいなあ・・・と思いました。

インソールは既存の手直しからフルオーダーまで、カウンター向こうのグラインダーが輝いています。
ご近所の方の靴の直しや、スポーツシューズのインソールまで・・・
これがご近所であればもっとよいのですが、お店のある月出は私のクリニックから車で30分、
少しだけ遠いかなあ。

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店主の廣田瑞穂さんと弟さんです。
東京のナチュレルで長く修行されており、腕は折り紙付き!!


突然来訪した私たちと1時間もお話しして頂いて、本当に有り難うございました。
おかげで、一方的ですが信頼関係が結べたような気がします。
今度は、またシューズを購入に伺いますので宜しくお願いします。
(今回予定以上に時間がかかり購入なし)

また一人(いや二人)強力な仲間が増えたようです。

これだから、足を巡る冒険はやめられません。

あ、来店される方はこちらへ
くつロジ



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by ccr-net | 2015-11-08 20:59 | フットケア | Trackback
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