SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

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医療のジレンマ

医療スタッフを犠牲にしないためにどうすればよいのか?

最近毎日遅くまで診療に追われています。
私が単に要領が悪いのかもしれませんが、一番の理由は医療には人数制限がないことです。
ここでいう〝人数制限〟とは、受付時間内にみえた患者さんは、全員診るということです。
勿論、診察は1日何人までと決めておられる医療機関もありますが・・・

例えば、私たちのクリニックの受付時間は原則午後6時までです。
6時一分前に10人の新患がみえれば、当然全員診なくてはいけません。
一人15分として150分、新患だけでここから2時間半かかるのです。

ここに医師としてのジレンマがあります。

こんなに待たせていいのか?
もっと時間をかけて診なくてよいのか?

遠くからおみえの方は、その日のうちに全てを解決しようと考えるので、更に時間がかかります。
その為には、検査やリハビリなどを一度におこなわなければいけません。
と、いうことはチームが一丸となって大車輪で動かなければならないのです。

ということで人使いの荒い私です。

医療のジレンマ_b0102247_2315359.jpg


患者に最善をつくす。
美しくよい言葉です。
でも、そのためにスタッフは多くの犠牲を払わなければいけません。
ここに私のジレンマがあるのです。


無床診療所としては異例の大人数のスタッフを抱える私たちのクリニックですが、それでも限界なのです。
だって、手が空いているスタッフがいないのでから・・・

患者さんには患者さんの理由があります。
仕事があるから、
用事があるから、
いろいろなことがあるでしょう。

でも、なんだか医療の優先度が他のものより低いような気がするのは気のせいでしょうか?

愚痴を言っても仕方が無いので、
11月より試験的にレイトシフトを組むようにしました。
一部のスタッフの勤務をフレックスにし、夜8時までのリハビリテーションを可能にしました。
勿論朝の出社はその分遅くなります。
これでもう少し多くの方の問題をその日のうちに解決できるかもしれません。

ん?
もしかして、毎日私は遅くなるのでしょうか?
恐ろしいことに、今気づいてしまいました。

やれ、やれ・・・



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by ccr-net | 2015-09-28 23:15 | CLINIC
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