SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

ccrnet.exblog.jp ブログトップ | ログイン

なぜ病院で医療介護のトータルサービスの提案ができないのか

システムの変化と煩雑さについていけない医療機関

今日は月曜日ですが、あまり忙しくなくバタバタすることもありませんでした。
ただ新患は、結構大変な方が何名もおられました。

その中で、高齢の膠原病の方が大学病院の紹介状を持って遠方からおみえになりました。
なんでうちに?と思って尋ねると、ご近所の方のお勧めだということでした。
ただ片道1時間近くの私達のところは不自然ですので、更に尋ねるとようやく真意が判りました。

『近くのA医院に行ったのですが、歳のせいだと言われかまってもらえませんでした』
『また少し離れたB病院でも治しようがないといわれました』

どうも、あまり歩けないので医療機関に相談をされたのですが、こういう答えだったようです。
“頭から否定されたのでもう行きたくない”とご本人が小さく呟かれたのが印象的でした。

何がいけなかったのでしょう?

それは“医療と介護に対する理解”と“理解しようとする努力の不足”でしょうか・・・
責任はもしかしたら、医療者・患者の双方にあるのかもしれません。

丁寧に説明し、今後の医療計画を立て、介護保険のシステムについて説明し、
最後に担当のケアマネージャーに連絡し変更申請をお願いしました。
この間、近隣のデイサービスをピックアップしたり、デイケアサービスを探したり結構大変です。
どのくらいの労力と時間がかかったのかは、想像にお任せします。

b0102247_2374416.jpg


現在の高齢者の医療において、介護との連携は必須です。
私達のクリニックにはそうした専門スタッフがいますが、それでも結構大変です。

もう少しシンプルになればいいなあ・・・と思うのですが、なかなか難しいのかもしれませんね。


こうした作業には一切インセンティブ(報酬)はつきません。
必要だからやっているのです。

でも、

『ここに来てよかった!』

という最後の患者さんの言葉が、私達にとって一番のご褒美なのです。



スタッフ一同、2週間後のご来院をお待ちしています。




にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ    にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ
押してね ♪
by ccr-net | 2014-06-16 23:09 | 医療
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31