リスペクトが大事
昨日ちょっとしたことがあり、今朝目が覚めてもなんとなく機嫌が悪いまま、クリニックに出かけました。
歩きながら、へそ曲がりの私は、『いっそのこと今日は徹底的に機嫌が悪いままいこう』と決めました。
さて朝のミーティングでは、いつもならちょっとしたお話しをするのですが、
『はい、今日はこれで。宜しくお願いします!』と一言のみ・・・
さすがに皆ひいていました。
その後も、クラークはほぼ無視し、黙々と仕事をこなし、
看護師とも必要最小限の会話・・・
本当に感じの悪い医師でした。
今日、“せっかく機嫌が悪いのだから・・・”と試したのは、
もし徹底的にスタッフをリスペクトしなかったら果たしてどうなるか?ということでした。
結果は惨憺たるもの。
まず無視されリスペクトされなかったほうは、当然気分が良いはずはありません。
クラークはちょっと落ち込んでいます。
一方ナースは、妙に一致結束し淡々と仕事をこなしていきます。
(流石、気分屋の医師に慣れている看護師は違います)
では、私はというと、もの凄く疲れてしまいました。
相手をリスペクトしない
自分勝手に仕事する
相手を完全に無視する・・・
この作業のなんと無意味で疲れること!!
勿論、患者さんにはきちんと対応しましたが、
完璧に自分以外のスタッフを無視し、リスペクトしないということは、
自分自身もディスカレッジメントするということがよく判りました。
仕事が終わり、恒例のクラークとのクレド勉強会で、皆に事の顛末を語り謝りました。
相手をリスペクトしないこと、
リスペクトされないこと、
それはどちらも不毛で辛いものであり、なにも生み出さないこと、
一緒に仕事をすることの基本は、相手を認めリスペクトすることから始まること、
そんなお話しを皆としながら今日の勉強会を終えたのでした。
今日、センタークラークとして働いたクラークの皆さん、
一致結束して黙々と医療をおこなってくれた看護師さん、
そして、もしかしたらご迷惑をおかけしたかもしれない患者さん、
本当に申し訳ありませんでした。
千田は心から反省しております。
しかしながら今日得られたものも大きく、
一緒に医療をおこなうことの素晴らしさもあらためて学びました。
大切なのはリスペクト、
忘れてはいけません。
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