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創は縫うべきか貼り付けるべきかそれが問題

状態によって変わる創傷の処置方法

今朝一番で診察したのはほんの30分前に包丁で傷を切った女性。
指先の軟部をあと少しで切り落としそうな状態でみえました。
原因となったのは肉切り包丁。
麻酔薬で指間ブロックをおこなった後、十分に洗浄し4糸6.0ナイロンで縫合しました。
先週金曜日は同様の症例で原因は野菜包丁、創の大きさは今回と同じくらいでしたが浅く、ロイコストリップテープ(外科用縫合テープ)にて固定しました。
傷の汚染度や深さによって同じ傷の処置でも変わってきます。

今日は1週前に皮膚の復元をおこなった高齢の男性も受診されました。
この方は前腕の皮膚を引っかけ2日間放置していたために、皮膚がすっかり丸まり干からびた状態でした。
こうした場合、私達は縫合しません。
まずキシロカインゼリーを十分に塗布しガーゼで覆い、15分ほど放置します。
すると乾燥していた皮膚に水分が戻ってきます。
次に、まだ丸まったり折りたたまれている状態の皮膚を2本の鑷子を使いゆっくりと復元していくのです。
こうすると、ほとんどの場合ほぼ元に戻るのです。
それを前述のロイコストリップテープで固定し、更にその上からフィルムを貼ります。
結構手間のかかる作業ですが、縫合するより仕上がりがよいのです。

『まあ、綺麗!まるで怪我しなかったみたい!!』

何度聞いても素敵な言葉・・・

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創は仕上がりが一番、だから創に応じて縫ったり貼ったりくっつけたりするのです。

メニューは多いにこしたことはありません。





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by ccr-net | 2014-03-24 21:27 | 整形外科
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