見学者から学ぶこと ー 雑談の勧め ー
昨日は広島県の尾道から3名クリニック見学にみえました。
職種は、事務職・コンシェルジュ・看護師です。
前泊し、朝の9時から午後3時半までの非常に熱心な見学でした。
事前に先方の院長から伺っていた目的は、
①インカムの効率的な使用法②医療におけるコンシェルジュサービスでしたが、
他にも多くの事を体験しお帰りになりました。
午前中は、ずっとチーフクラークの栗原がお相手し、午後は食事をしながら私と副院長がお話をしました。
こうした見学は年に4、5回あります。
無料ですので、『そんなに人と時間を割いて大丈夫?』とよく訊かれます。
勿論、大丈夫どころか、見学にみえる方々から多くのことを毎回学ばせてもらっているのです。
どうしてでしょう?
まず院内の案内やシステムを説明し質問に答えることで、改めて自施設を客観的に視ることが可能になります。
そうすると、自分たちが“当たり前”と思っていたことが実は当たり前で無かったり、
正しいと考えていたことが間違っていたり、
本当に思いがけないことに気づくことがあるのです。
もう一つは、見学者の方々との雑談です。
たわいもない雑談をしていると、そこから考えもしなかった新しい発想が生まれることがあります。
これは、毎週金曜日恒例のクラークとの勉強会でも、よく感じることです。
昨日も、そうした会話のなかから、幾つもの新しい発見がありました。
それが何かって?
そんなことは教えることはできませんが、最後に彼女たちに一つだけアドバイスをしました。
『毎週、定期的に院長と雑談をしなさい!
きっと、そこから何かが生まれるから・・・』
足取りも軽く荷物を抱えてタクシーに乗り込んだ彼女たちを見送りながら、大変な事に気づきました。
彼女たちの名前を聞き忘れていました!!
そう言えば、『後でお渡しします。』と言った名刺も渡していません・・・
やれやれ、困ったものです。
尾道からはるばるやってきた3人の女神達、
よかったら、名前を教えてね!!
押してね ♪