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心臓手術と満月の不思議な関係

人は月齢の影響を受けるか?

古来から月の満ち欠けは人に影響を与えるといわれてきました。
例えば女性の生理周期(月経周期)は28日ですし(但し、実際には月齢とはずれていますが)、
満月の日は出生率が高く、逆に新月では少ないようです。

8月5日のヘルスデージャパンに面白い記事が出ました。
月の満ち欠けが心臓手術転帰に関連と書かれたこの記事は、「Interactive Cardiovascular and Thoracic Surgery」に掲載されたものです。
心臓手術時の月の周期によって予後が左右される可能性が新たな研究で示唆された。急性大動脈解離修復術と呼ばれる手術について調べたところ、満月期にこの手術を受けた患者は、他の時期に同じ手術を受けた患者に比べ、死亡率が低く、入院期間も短かったという。(注:本研究では、29日の月の周期は、新月[1~7日]、半月から満ちていく時期[8~14日]、満月[15~21日]、半月から欠けていく時期[22~29日]の4つに分けられている。)
ーー 中略 ーー
今回の研究では、大動脈解離修復術後の死亡率は満月期に低く、入院期間も短かった。満月時に手術を受けた患者の入院期間は10日だったのに対し、その他の時期に手術を受けた患者は14日だった。
なお、今回の研究では月相と心臓手術の転帰との関連が指摘されているが、因果関係は明らかにされていない。また、当然ながら大動脈解離は不規則に発生するものであり、月相に合わせて手術を計画することは困難である。しかし、季節や月の周期など、環境の影響を理解することは、最終的には医療の改善につながると、Sellke氏は述べている。

月が人体に影響を与えるのは、月の引力が人体の血液などの体液に影響を与えるからといわれています。
はたして、どうでしょう?
米国の精神学者アーノルド・リーパー博士は著書『月の魔力』でバイオタイド理論を提唱しています。
賛否両論あるようですが、前述のような研究が出てくると面白いですね。

心臓手術と満月の不思議な関係_b0102247_7563518.jpg


ちなみに私の誕生日は月齢カレンダーで調べると月齢18日妻は月齢10日です。

さて、今日は月齢0.2日の新月、狼男がもっとも力がなくなる日です。
なんてことを考えながら、昨晩久しぶりにkindleで平井和正の『狼男だよ』を読んでいました。



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by ccr-net | 2013-08-07 07:57 | CLINIC
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