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大きくなったら何になる?

もう一回人生をやり直せるとしても、やっぱり医師になりたい

「13歳のハローワーク」は村上龍の130万部を越えるベストセラーです。
でも、みなさんはその公式ホームページをご存じでしょうか?
いろんなコーナーがあり、見ていて飽きません。

その中に、「毎月人気職業ランキング」というコーナーがあります。
ランキングは毎月変わりますが、上位10位くらいはあまり変化ががありません。
その中で1位・2位を争うのが公務員と保育士なのは、いかにも今時の現実的な選択でしょうか。
けれども、4位がナニー(イギリスの育児係)だったり、14位に傭兵(!)、17位にシャーマン(呪術者・祈祷師・魔法医)があるのは子供ならではの微笑ましい光景です。

さて、この中に医療職がどのくらいあるか見てみましょう。
今月は5位に臨床検査技師、8位に薬剤師、9位に看護師と、ベストテンになんと3つも入っています。
肝心の医師は11位ですがこれは6月で5月は21位とあまり人気がないようですが、どうでしょう。

「13歳のハローワーク」はご存じのように、それぞれの仕事について詳しく解説がついています。
これは、非常に現実的なもので、「なっても、あまり就職ないよ」なんてことがはっきりと書いてあるのです。
例えば、医師についてはこんな感じです。
将来的に、変化がどのくらい進むのかは不明だが、医学部に入り、医師免許を取りさえすればお金持ちになるというような時代はとっくに終わっている。なかには、たとえば美容形成外科のように、依然として高い利益を生む専門分野もあるが、基本的に、医師という職業は、肉体的にも精神的にも非常に負担の大きい仕事である。人間の生命という、もっとも大切なものに関わり、患者から信頼されることが前提となるからだ。しかし、当然のことだが、負担が大きく、患者とのコミュニケーションが重要なだけに、その充実感も大きい。
 
一見華やかにみえる職業である医師が楽なものでは無いことも、このようにきちんと書かれています。
よく医師と比較される弁護士はどうでしょう。
現在、日本の弁護士の数は約2万人(2003年6月)。絶対数が足りないばかりでなく、弁護士のほとんどは都心部に集中しているため、地方の弁護士不足が顕著になっている。一方これまでは「超難しい司法試験を通った先生」ということで威張っている時代錯誤的な弁護士も少なくなかったが、司法制度改革などを経て、これからの弁護士には競争も待ち受けている。

おやおや、ここも競争が厳しそうです。
そのせいでもないでしょうが、弁護士の順位はなんと82 位(前月85位)・・・

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では、どの職業が楽かということで、どうも楽な職業はなさそうです。
その中で、「作家」について村上龍氏が次のように書いているのが素敵です。
つまり作家から医師や教師になる人はほとんどいない。それは、作家が「一度なったらやめられないおいしい仕事」だからではなく、ほかに転身できない「最後の仕事」だからだ。服役囚でも、入院患者でも、死刑囚でも、亡命者でも、犯罪者でも、引きこもりでも、ホームレスでもできる仕事は作家しかない。作家の条件とはただ1つ、社会に対し、あるいは特定の誰かに対し、伝える必要と価値のある情報を持っているかどうかだ。伝える必要と価値のある情報を持っていて、もう残された生き方は作家しかない、そう思ったときに、作家になればいい。

なるほど、確かにそうかもしれませんね。
単に文章を書くだけなら、優劣の差はあれ誰でも私でもできますから・・・・

では、医師について私が書くとしたらなんて書くでしょう。
おそらく、こう書くのではないでしょうか。

人の命や体に直接関わる楽しい仕事
どんなにつらくともかけがえのない仕事
なんど生まれ変わってもやりたい仕事


こんなコピーではやはり作家は無理のようですね
やれやれ・・・




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by ccr-net | 2013-07-22 23:11 | その他
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