効率性と優しさ、優先するのはどちら?
大切なのは患者さん
今日は金曜日で、急患有り、スポーツ障害有りで、
いつものようにクリニックはてんてこ舞い、
その中で、幾つか気になることがありました。
診療が終わった8時前、2Fのラウンジに上がるとメディカルクラークが待っていました。
そう、今日はクレド勉強会の日です。
いつもは7時から始めるこの勉強会も今日はすっかり遅くなってしまいました。
『今日は遅くなったので抄読会は辞めて、ちょっとだけ皆にお話しをしましょう』
そうして始めたのが、今日気になった『仕事の効率性と患者さんへの配慮』の話です。
といっても、たいした話ではないのです。
今日来院された患者さんは診療予約が午後3時(治験のため)、リハビリテーションが午後4時半でした。
午後3時に診療、午後4時半にリハビリ・・・どう考えてもおかしな予約です。
実際にはこの予約は次のように決まりました。
まず診察室で次回の予約が午後3時(CRC:治験コーディネーターとの面接を含みます)、
続いてリハビリテーション室で予約が午後4時半に決まりました。
さすがに担当の理学療法士も疑問に思い、チーフクラークに尋ねたようです。
『それはCRCとの関連なのでCRCと調整されたらいかがですか?』
彼女はそう答え、理学療法士は疑問に思いながらも自分の予定が他につかずそのままになったようです。
そして今日を迎えました。
なんで、こんなへんな予約がまかり通ったのでしょう。
それはそれぞれの職種が、患者さんへの、他の職種への思いやりが足りなかったからです。
解決法は簡単でした。
それはたった一本私に連絡すればよかったのです。
医療機関では、時々こうしたことがおこります。
特に慌ただしい毎日を送っていると、ともすれば仕事の効率性を優先させます。
忙しい中で、いかに効率よく質を維持して迅速な医療をおこなっていくか・・・
それは医療機関としては当たり前のことです。
でも、一つ忘れてはいけないことがあります。
それは、すべてのことは患者さんのためにおこなわれているということです。
効率性を求めるのは、誰のため?
けして自分たちのためであってはいけません。
迅速で的確な医療を患者さんに提供できるためでなくてはいけません。
その根底にあるのはなに?
それは優しさなのだと考えています。
その優しさを支えるのは勿論すべてのスタッフですが、
私たちのクリニックのキーパーソンはメディカルクラークなのです。
患者さんの傍に寄り添い、
耳を傾け、
目を見開き、
患者さん一人一人の心をくみ取る、
それが私たちのクラークの仕事なのです。
まだまだ合格点ではないかもしれませんが、
彼女たちの一人一人の心の中にあるのは、
そうしたホスピタリティー・マインドなのです。
そして、こんなふうに話は進んでいきます。
あなたたちと、こうして話していていつも感じるのは人への優しさ、思いやり・・・
私の想いを感じ、それを実際におこなってくれるのも、あなたたち
クラークの誇り、
仕事のやりがい、
それは、そうした優しさにこそあるのだと、
私はいつも思っています。
貴方たちは私の誇りです。
スマイル、
それは、
私の笑顔、あなたの笑顔・・・
でも大切なのは患者さんの笑顔
大切なのは優しさで、効率性は手段にすぎません。
押してね ♪
今日は金曜日で、急患有り、スポーツ障害有りで、
いつものようにクリニックはてんてこ舞い、
その中で、幾つか気になることがありました。
診療が終わった8時前、2Fのラウンジに上がるとメディカルクラークが待っていました。
そう、今日はクレド勉強会の日です。
いつもは7時から始めるこの勉強会も今日はすっかり遅くなってしまいました。
『今日は遅くなったので抄読会は辞めて、ちょっとだけ皆にお話しをしましょう』
そうして始めたのが、今日気になった『仕事の効率性と患者さんへの配慮』の話です。
といっても、たいした話ではないのです。
今日来院された患者さんは診療予約が午後3時(治験のため)、リハビリテーションが午後4時半でした。
午後3時に診療、午後4時半にリハビリ・・・どう考えてもおかしな予約です。
実際にはこの予約は次のように決まりました。
まず診察室で次回の予約が午後3時(CRC:治験コーディネーターとの面接を含みます)、
続いてリハビリテーション室で予約が午後4時半に決まりました。
さすがに担当の理学療法士も疑問に思い、チーフクラークに尋ねたようです。
『それはCRCとの関連なのでCRCと調整されたらいかがですか?』
彼女はそう答え、理学療法士は疑問に思いながらも自分の予定が他につかずそのままになったようです。
そして今日を迎えました。
なんで、こんなへんな予約がまかり通ったのでしょう。
それはそれぞれの職種が、患者さんへの、他の職種への思いやりが足りなかったからです。
解決法は簡単でした。
それはたった一本私に連絡すればよかったのです。
医療機関では、時々こうしたことがおこります。
特に慌ただしい毎日を送っていると、ともすれば仕事の効率性を優先させます。
忙しい中で、いかに効率よく質を維持して迅速な医療をおこなっていくか・・・
それは医療機関としては当たり前のことです。
でも、一つ忘れてはいけないことがあります。
それは、すべてのことは患者さんのためにおこなわれているということです。
効率性を求めるのは、誰のため?
けして自分たちのためであってはいけません。
迅速で的確な医療を患者さんに提供できるためでなくてはいけません。
その根底にあるのはなに?
それは優しさなのだと考えています。
その優しさを支えるのは勿論すべてのスタッフですが、
私たちのクリニックのキーパーソンはメディカルクラークなのです。
患者さんの傍に寄り添い、
耳を傾け、
目を見開き、
患者さん一人一人の心をくみ取る、
それが私たちのクラークの仕事なのです。
まだまだ合格点ではないかもしれませんが、
彼女たちの一人一人の心の中にあるのは、
そうしたホスピタリティー・マインドなのです。
そして、こんなふうに話は進んでいきます。
あなたたちと、こうして話していていつも感じるのは人への優しさ、思いやり・・・
私の想いを感じ、それを実際におこなってくれるのも、あなたたち
クラークの誇り、
仕事のやりがい、
それは、そうした優しさにこそあるのだと、
私はいつも思っています。
貴方たちは私の誇りです。
スマイル、
それは、
私の笑顔、あなたの笑顔・・・
でも大切なのは患者さんの笑顔
大切なのは優しさで、効率性は手段にすぎません。
押してね ♪
by ccr-net
| 2013-03-15 22:47
| CLINIC