SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

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雨の日と月曜日と救急車

救急入院は結構大変

今日月曜日は雨
ということで朝の待合室はゆったり、
のんびりと始まりました。

ところがそこに、雨の中自転車で走っていて転倒した高齢の女性が一人
レントゲンを撮ってみると左の股関節が折れています(大腿骨頸部内側骨折)
直ぐに国立病院機構熊本医療センターに手術目的で救急搬送となりました。

となんとなく当たり前のような医療の流れとなっていますが、
最近これが実は当たり前ではなくなってきています。

新装なった熊本医療センターは現在大人気!
以前から断らない救急を看板にしてきた同センターですが、
それができたのは裏を返せばベッドの空きがあったから・・・
人気がでれば当然ベッドの空きも無くなります。

私が以前勤務していた済生会熊本病院も、
満床で救急受け入れ停止ということが時々ありました。
この原因は、前も本ブログに書きましたように日本の病院の病床採算ラインの高さにあります。
ベッドを一定数以上空けると赤字となるので、あまり多くの空きベッドを持てないのです。

ということで、最近ベッドの空きがない熊本医療センターに連絡しました。
予想通り整形外科は空きがありません。
けれども幸運なことに他の病棟に幾つかベッドの空きが!
こんなとき標榜診療科数32・病床数550床のメリットがでてきます。
仮にここに空きが無ければ、次の候補を探さなければなりませんでした。
以前は比較的余裕があった熊本市の救急医療体制も最近はこんな風に逼迫してきているのです。

でも、こんなことは一般の方にはあまり関係の無いこと、
それで腰痛症の方の入院希望先として熊本医療センターや済生会熊本病院といった名前が出てくるのでしょう。
基幹病院にそんな余裕はありません。

また、救急搬送は救急車に乗る救急救命士だけでなく搬送元の医療スタッフにも負担をかけます。
医療機関からの救急搬送には医師か看護師の同乗が必要だからです。
今日は看護師が1名同乗していきました。
(クリニックはその間、戦力はマイナス1となります)
帰りは勿論送迎サービスなどはありませんから、タクシーで帰院します。
この料金は当然クリニックの負担になります。
遠くから搬送する医療機関は大変ですね。
(この辺は今後の問題点となってくるかもしれません)

雨の日と月曜日と救急車_b0102247_21354584.jpg


さて、話がすっかりずれてしまいました。
のんびり始まった月曜日のクリニックですが、たった一人の患者さんで慌ただしくなるのです。
これで縫合が入ったり、医療相談が入ったりするともう完全にアウトになってしまいます。
でも今日はそんなこともなく、
その後、何事もなく穏やかな時間が流れていきました。



Hangin' around
Nothing to do but frown
Rainy Days and Mondays always get me down


有名なカーペンターズの歌詞です。

雨の日と月曜日はいつも気が塞いでしまう

なーんてことはなく、

今日の月曜日は最後は心休まる1日でした。

皆さんの月曜日はいかがでしたか?




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by ccr-net | 2013-02-18 21:42 | その他
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