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Open Your Eyes

目を開けて、しっかり見よう、目の前のこと

『open your eyes』といっても、
バニラスカイとしてリメイクされた有名な映画ではありません。
文字通り、『目を開けて!』ということです。

クリニックの日常は、一言で言えば、“指示箋の山”です。
検査・注射・内服処方箋・リハビリ処方箋・運動指導箋・・・etc
これらは、特に意識しなくてもクリニック内に配置された6台のプリンターのそれぞれに、
自動的にプリントされる仕組みになっています。
例えば、予約はAに、注射はCに、リハ処方箋は、Eへ、というように指示の種類によって決まっているのです。

昨日の午前中、この中で指示を見逃すという、エラーが起こりました。
クリティカルなものではありませんが、あってはいけないことです。
2つの指示が見逃され、
その内一つはなんと指示箋の行方さえわかりません。

そこで、それに対する改善策が早速提案されました。
その内容は、“対象となる人を、その部署までエスコートする”ということ・・・
なるほど・・・
一見もっともですが、
なんとなく、しっくりしません。

こうしたエスコートサービスは、本当に必要な場合(様々な理由で一人では不安な方)以外は、
過剰サービスで、本来必要なものだとは思えないからです。

物事はシンプルが一番、
なぜ複雑に過剰なことをおこなう必要があるのでしょう?

私はよくクリニックのあちこちから、ちょっとしたゴミやほこりを拾ってきます。
別に特別きれい好きというわけではなく、目に付くから採ってくるのです。

今回のエラーは、実はこれと同じ事です。
目の前に埃があっても、気にしなければ目に入りません。
それは、“見えていない”のです。

自分が作業している直ぐ横で指示箋がプリントされる。
でも、今自分は他の仕事をしている、
だから自分の仕事ではない、
だから気にならない、目に見えないのです。

では、それって誰の仕事なんでしょう?
クリニックの中の多くの事は、自分と無関係なことなんてほとんどありません。
中で起こっていることは、皆の仕事なのです。

“これは自分の仕事じゃないから”
“職種が違うから・・・”
そう思って働いていることはありませんか?

そうした想いが、目の前のものを見えなくするのです。

だから、
解決策は簡単・・・
Open Your Eyes !

Open Your Eyes_b0102247_84489.jpg


Open Your Eyes

目を開けてしっかりと目の前のことをみましょう、

それが私たちの仕事の基本なのだから・・・





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by ccr-net | 2012-12-15 08:08 | CLINIC
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