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メディカルクラークに求めるもの

大切なのは自分の仕事がなんなのか知ること、小手先の技術ではありません

先週からクリニックに新しい仲間が2名増えました。
YMCA出身の新人のメディカルクラークです。
(正確には来春卒業予定です)
新しいキラキラした二人ですが、まだ社会人ではありません。
そこで、例年の事ですが、新人教育をおこなうことになりました。
新人教育といっても、よくある『接遇研修』や『電子カルテ・レセコン研修』を行うわけではありません。
勿論、接遇研修が不要とは思っていませんが、現在ではほとんどの場合、在学中にすでに研修を終えています。
医療における接遇研修は定期的に私を含めた全員が受けるべきですし、接遇だけでなくより踏み込んだコミュニケーション教育のほうが私たちには必要だと考えています。
また在学中に学ぶことは、コンピュータ操作だけでなくレセコンは当然ですが電子カルテの基本操作などにおよび、多くの学生がMOS( Microsoft Office Specialist )や医療秘書資格も持っています。
YMCA恐るべし・・・

ということで、昨日、今季第1回の新人研修をおこないました。
担当は岩崎理恵さん(旧姓:三津家)、現在フリーのクラークアドバイザーとなった前チーフクラークです。
その研修の内容は・・・
『メディカルクラークってなあに?』という自分たちの仕事について知ることです。
自分の仕事が何なのか、
目的は、
目標は、
格好良く言えば、ミッションは?ビジョンは?ということです。

私たちのクリニックでは、メディカルクラークは単なる“事務さん”や“受付”ではありません。
クリニックのすべての情報を束ねて、コントロールする司令塔です。
勿論、医療チームの一員でもあります。

クリニックの中に溢れる情報を伝え共有し、
円滑な医療の流れを確保すること、
それがメディカルクラークの役割です。


最初と最後だけ、私も少しお話ししました。

今日の講義はメモをとらないこと、
心に刻むこと、
漠然とでよいから理解すること、
それが大事です。

メディカルクラークに求めるもの_b0102247_21351266.jpg


明日は2回目の岩崎理恵さんの講義です。
テーマは、
『人の流れと情報の流れ』

患者さんがクリニックに一歩足を踏み入れ、受付し、診察や、検査を受け、支払いを済ませ、ドアを出る・・・
それがどのような流れで動いていくのか、
それぞれの場所でどのような情報とバリューが発生しているのか、
その情報の再利用はどのようにおこなわれるのか、

これを知りしっかりと把握することが、本来のクラーク業務の基本です。


明日はちょっとハードルの高い講義になりそうです。

楽しみですね!



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by ccr-net | 2012-11-27 21:42 | CLINIC
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