SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

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計画停電について考える

医療機関における停電の意味

今月になり計画停電開始の月が始まりました。
私たちのクリニックも7月10日は午後2時半〜5時まで第1グループに設定されています。
第1グループとは真っ先に停電するという意味です。
停電した場合何が困るのでしょう?

1)自動ドアが開かない・閉じない
自動ドアが動かなくなります。
当然、手で明ければいいのですが、問題は途中で止まった場合です。
若者は兎も角、動きの遅い高齢者は挟まることもあります。
危険です。
2)照明が消える。
非常灯を除き全部一斉に消えます。
窓など外部からの光が有ればよいのですが、私たちのクリニックは3つのコンパートメントに分かれています。
診療のコンパートメントは外光は一切入らない設計になっていますので、非常灯以外の灯りはなくなります。
注射などの際にこれがおこると、ちょっとぞっとしますね。
3)電子カルテが動かない
電子カルテも動きません。
けれどもこれは大丈夫。
クリニックの電子カルテシステムはカルテビューアーという閲覧専用のNOTE PCで、停電時も7時間はすべての過去データをみることができます。
したがって、紙ベースで動かせば処方などは大丈夫!
(調剤薬局が対応できるかどうかはまた別の問題ですが・・・)
この非常時の電子カルテ運用は今までにも何度か実績があります。
カルテは大丈夫です。
4)エアコンが動かない
我慢しましょう。
5)リハビリテーション室の電気・電子治療器が急に停止する。
キセノン光やレーザーが急に停止して問題ないのか・・・
メーカーに確認しましたが問題ないそうです。
一応安全?
6)エレベーターが動かない
閉じ込められたら、電気の再開まで我慢しましょう。
7)電話が通じない
ひかり電話ですのでつながらなくなります。
これは対応が可能なようですので、至急モバイルバッテリーなどでの対応を検討します。

以上のことは、医療機関でなくとも、どの施設でも共通した問題です。
ただ個人の家と異なり、こうした施設では安全性が担保できなくてはいけません。
ということは?
十分な安全対策(自家発電などの電源対策)がなければ、閉めるしかないのです。

さて九州電力の需給見通しを見てみましょう。
計画停電について考える_b0102247_7483692.jpg

今週は大丈夫です。
これは来週も図ではありませんが表で見ることが出来ます。
ちなみに今日の電気予報はこうなっています。
計画停電について考える_b0102247_7511889.jpg

ということで2週前後はある程度停電回避は担保できるようです。
でもその先は・・・

私はこの計画停電予定について、あまり信用していません。
未経験ですので判断できないのです。
医療機関に求められるのは安全性と確実性、
であれば、停電の危険性の高い日は十分な安全対策が提供できない以上、閉めざるを得ません。

せんだメディカルクリニックでは、計画停電予定の1番目に該当する日の安全を皆様に保証できません。
従って、7月10日午後2時半以降は休診と致しました。
8月については今後検討をいたします。

安全が担保できること、
それが医療機関としての最低条件です。





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by ccr-net | 2012-07-04 08:11 | その他
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