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子供の花粉症患者が増えている

花粉症デビューは7歳という驚き

来週はゴールデンウイーク、4月も終わりとなりましたが、まだまだ花粉症の患者さんは多いようです。
昨日耳鼻科の先生にうかがったところ『現在はカモガヤ・イネ!』とのこと、最近はスギ・ヒノキに続きイネまで続く花粉症の方も増えているようです。
そんな時、ウェザーニューズから興味深い発表が出ました。
4月24日発表された「第二回花粉症調査」は以下のようになっています。
若年化が進む花粉症、子供の花粉症デビューは平均7歳
花粉症の若年化が進んでいると言われている中、実際に何歳くらいから花粉症にかかっているのかを調査するため、「お子さんや周りの子供で、症状が出ている子は、早い子で何歳くらいから発症していますか?」と質問をしました。その結果、子供の花粉症デビューの平均は7.4歳で、4~6歳の幼児で発症する割合が27.4%で最も多い結果になりました。調査に参加いただいた医師の中でも、約9割が“子供の花粉症患者が増えている”と回答しており、花粉症の若年化を実感している医師が多くなっています。この原因については、はっきりしたことはわかっていないものの、昔に比べて食生活が変化し、若い時から高タンパク、高カロリーの食事をする子供が増えていることや、免疫力の低下を要因の一つとして捉える医師もいました。また、幼児での発症が最も多いことについては、幼稚園や保育園に通うことでこれまでに比べて外に出る機会が増え、花粉が体内に入りやすくなることが原因の一つかもしれません。子供の花粉症の症状を抑えたり、発症を遅らせるための対策としては、食生活に気をつけ、花粉シーズンはマスクの着用など体内に花粉を取り込まないよう工夫をすることが重要です。

花粉症の平均デビューが7歳!
ちょっと驚きですね。
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さて、花粉症対策って何でしょう?
一般的には下記の3つです
1)早めに薬を使う
症状が出始めたらすぐに使う、我慢しておくと症状が悪化するだけです。
2)花粉を体にいれない
マスクが基本ですが、空気清浄機や最近では鼻の周りに塗る薬も出てきました。
また意外と盲点なのはコンタクトを眼鏡にすることです。
コンタクトは一度花粉がつくと、やっかいです。
眼鏡であれば、目薬や洗浄でOKです。
3)点鼻薬や目薬を併用しよう。
内服と点鼻薬・目薬は作用機序が異なるので併用が有効です。

勿論、最高の予防策は家からでないことですが、そうもいきませんね。

小児の花粉症、
以前はあまり気にしませんでしたが、7歳デビューとなるとそうもいきません。

まずは病院に行くこと!
それが最大の予防策かもしれません。


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by ccr-net | 2012-04-26 07:43 | 医療
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