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ペースメーカーがあってもMRIが可能

ペースメーカー患者に朗報

心疾患のためペースメーカーを使用している方は、MRI検査ができないため、脊椎の精査を行う際には脊髄造影検査(ミエログラフィー)+CTミエログラフィー(CTM)が必要でした。
しかしながらそれをおこなっても、脊髄内の病変の詳細な分析は不可能です。
こうした症例に対し、10月21日の日経メディカルオンラインにペースメーカー使用者もMRIを安全に行える可能性という報告が出ました。
これは、米国Johns Hopkins大学のチームがAnn Intern Med誌2011年10月4日号に発表したものです。
具体的には、ペースメーカー使用者についてはペーシングモードを変更、ペースメーカー依存患者は非同期モード(VOO/DOO)に、それ以外の患者は抑制モード(VVI/DDI)にした。除細動器は、モニタリング機能と頻拍性不整脈に対する機能をオフにした。MRI終了後、すべての設定をMRI前の状態に戻した。
MRI検査中は、心血管生命維持とデバイスのプログラミングの経験を積んだ看護師が患者の血圧、心電図、動脈血酸素飽和度(パルスオキシメトリーを使用)、症状をモニターし、万一の場合には心臓電気生理学の専門医が速やかに手助けできる状態を維持した。検査自体は、それぞれの施設で各標的部位に対して日常的に用いている方法で行った。
・・・・・
すべての患者において、短期的にも長期的にも、MRIが原因とみなされるデバイスの機能異常による症状や問題は認められなかった。

ペースメーカーがあってもMRIが可能_b0102247_20481348.jpg

今回の研究は症例数が患者438人・MRI検査555件と多くなく、
ペースメーカーのデバイスも限定されたものです。


けれども、おそらく数年以内に
ペースメーカー使用者のMRIが特定の施設で可能になるでしょう

今後が楽しみですね。




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by ccr-net | 2011-10-23 20:52 | 医療
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