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インフルエンザワクチンの予防接種が始まりました

今シーズンの北里ワクチン(シリンジ製剤)の使用はほぼ絶望的?!
10月1日よりインフルエンザワクチンの接種が始まりました。
今シーズンのワクチンは昨年と同様、ブタ由来A型H1N1pdm(以前の新型インフルエンザ)・季節性A型・季節性B型の3つの抗原が一つに入ったものです。
  A/California(カリフォルニア)/7/2009(H1N1)pdm09
  A/Victoria(ビクトリア)/210/2009(H3N2)
  B/Brisbane(ブリスベン)/60/2008(ビクトリア系統))

昨年までと変わったところは小児の接種量が変わったところ。
  6ヶ月~3歳未満  :0.25ml×2回(接種量が増えました)
  3歳以上~13歳未満:0.50ml×2回(接種量が増えました)
  13歳以上     :0.50ml×1回(従来通り)

従って、小児も大人と同量の接種になったと理解して下さい。
とすると、ワクチン全体の需要は増えることになります。
厚生労働省もそれを見越して今季の需給計画を立てていたわけですが、困ったことがおきました。
北里第一三共が予定していた478万本ののインフルエンザワクチンのうち、236万本が供給できなくなったのです。
これはワクチンにトリレオウイルスが混入したことによるものですが、残りも現在点検中で出荷は11月末にずれ込みそうです。
結局、事実上北里のワクチンは今シーズンは使用できないと考えています。
開業以来、一人1バイアル(昨シーズンからはシリンジ)で北里の0.5mlを使用していた私としては困ったことになりました。
直ぐにあちこちに手配し、結局化血研を中心とした1ml製剤を昨シーズン分確保できました。
ただ一人1バイアルではなくなったので、二人分を作成し余ったものは毎回廃棄することにしました。
(施設によっては冷蔵庫に保管してあるところもあるようですが・・・)

さて、今季の需給状態ですが、今のところ大丈夫なようです。
というのも医療機関からの予約状況が昨年と比較し少ないからです。
今後増えていくことはあるでしょうが、どこかで大流行しない限りは大丈夫ではないでしょうか。

当院では昨年接種した方を中心に予約を受けています。
特にRAなどで免疫抑制剤を投与されている方や呼吸器疾患をお持ちの方は早めの接種をお勧めします。
クリニックスタッフは今月中旬までに全員接種予定です。
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今季の厚生労働省は気合いが入っています。

こんな啓発ツールもできています。




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by ccr-net | 2011-10-02 21:18 | インフルエンザ
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