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医療現場で広がるiPadの利用

情報は新鮮さと正確さが肝心

クリニックで主に疾患説明や情報収集に活躍しているiPadですが、今日の読売新聞に全救急車にiPad、佐賀県が全国初 受け入れ病院、即時に表示という記事が出ました。
救急患者を速やかに搬送するために、佐賀県は、全国で初めて県内の消防本部などの全救急車に多機能情報端末(iPad=アイパッド)を配備し、受け入れ可能な病院が即時に分かるシステムを取り入れた。
県の集計によると、導入開始の4月以降、搬送時間が約30秒短縮されたほか、これまで救急搬送が集中していた3次医療機関に運び込まれる患者の数が減ったという。県は「分散化で医師の負担軽減も図られる」とみている。
県医務課によると、システムでは、現場に到着した救急隊員が、iPadを使って、患者の症状や対応する診療科などを選択すると、受け入れ可能な近くの病院の一覧が画面に表示される。搬送後は、救急隊員がどんな患者をいつ、どこの病院へ運んだかなどのデータをすぐに入力。医療機関も朝、夕の2回、その時点で受け入れ可能な診療科や患者数などの情報を加える。
これらの情報は瞬時に反映されるため、次に出動した救急隊は、最新の状況を画面で確認しながら、適切な医療機関に患者を運ぶことができる。
これは役に立ちそうですね。
といっても医療機関での更新が必須ですが・・・(案外忘れるのですよ)

iPadの医療での応用というと、直ぐに派手なものを考えがちですがこうした利用は比較的簡単にできそうです。
というわけで当院では今週末からiOS機器( iPod touch, iPhone, iPad)と訪問看護ステーションの電子カルテの連携を始めます。簡単にいえば現場でiOS機器に入力した内容が電子カルテに反映されるわけです。
また必要な情報を携帯し直ぐに検索閲覧できることが可能になります。

今週金曜日に導入し、土曜日午後2時よりオープンな『iOS機器による訪問看護ステーション電子カルテシステムセミナー』を開発者のライフウエア社長小林氏を招聘しクリニックでおこないます。
興味のおありの方はクリニックへご連絡を。
(医療関係者・IT関係者・iOS愛好家の方お待ちしています)


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by ccr-net | 2011-09-06 22:23 | 医療IT
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