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医療用のガラスバッジ(線量計)を皆の手に

ガラスバッジを用いて住民の放射線積算被曝量を測定する必要性の是非
福島第一原子力発電所の事故はまだ見通しが立ちません。
それに伴う地域住民の放射線被曝が心配されるところですが、14日国立がん研究センターの嘉山孝正理事長が素晴らしい提案をおこないました。
放射線の健康影響に関する調査を国に提案 国立がん研究センターと題された記事が本日CareNet.comにアップされました。
医療従事者が普段診療に用いているガラスバッジを個人に配布し、被曝量を計測するという計画で、実際にどれほどの放射線に被曝しているか正確な数値で知ることで、被災者らに安心感を得てもらう狙い。また、原子炉での作業員など、被曝線量が250ミリシーベルトを超える可能性がある人たちに、自己の末梢血管細胞を保存することを改めて提案、被曝で自己造血機能が低下した場合でも、「安全な自家移植をすぐに行うことで救命率が高くなる」と訴えた。

このガラスバッジは私たち医療者で放射線区画に従事するもの(放射線技師や私など)がつけているものです。
医療者が使用する場合は、よほどとんでもないことをしない限り(プロテクターなしで長時間日常的に透視をおこなうなど)、まず許容範囲を超えることはありません。
けれども今回のような事故では話が違ってきます。
理論上発表されるデータは地域の方に健康被害を与えるようなものではないようですが、実際はわかりません。
従って、こうした積算計を用いることで正確な被曝量を知ること、それが健康に影響を与えるか否かを知ることはとても大切なことです。
このガラスバッジを2万人に用いると年間2億4千万円かかるとのことですが、その価値は十分にあるでしょう。
医療用のガラスバッジ(線量計)を皆の手に_b0102247_2012222.jpg

まさかこのバッジを一般の方がつける日が来るとは・・・

でも嘉山先生、

素晴らしいご提案だと思います。


国と東京電力には早急な実施を望みます。



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by ccr-net | 2011-04-20 20:07 | 医療
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