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手術のタイミングは?

私の判断、あなたの都合・・・

本日午後、神奈川県から一人の男性アスリートがセカンドオピニオン目的で来院されました。
腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた方が良いかどうか、手術適応があるかどうかというご相談です。
画像上はL5/S1椎間板ヘルニアでヘルニア塊は正中から左に突出し左の神経根を強く圧迫しています。
比較的新鮮なヘルニアでスポーツアスリートの場合強い負荷がかかると更に脱出する可能性があります。
現状で既に下肢症状がでていますので、手術適応です。
けれども競技との兼ね合いですぐには手術できないそうです。
薬剤でコントロールできないかとのことでしたが、ドーピングの問題で使用できる薬剤に制限があります。
結論は、手術。
あとは、タイミングだけです。

この日の午前中、こちらも手術適応の男性。
腰部脊柱管狭窄症(L2/3椎間板ヘルニア+L4/5狭窄)で手術適応なのですが、お仕事が農家です。
農繁期でとても手術はできません。
こちらは、ドーピングは関係ありませんので、現時点では薬物療法で疼痛はほぼコントロールされています。
けれども、L2/3のヘルニア塊が大きくいつ麻痺がおこるか判らない状態です。
『春になると暇になりますけど、それまで大丈夫ですか?』
答えは簡単です。
誰にも判りません。

このお二人に共通しているのは、手術が必要だと理解されていこと、
でも、今はしたくないと思っていることです。

医学的にはお二人とも保存療法でのヘルニアの消失は望めず、どちらもできるだけ早い時期の手術が必要です。
でも、どちらも『社会的な問題:生活上の問題』で手術に踏み切れません。
こうした場合、四角四面に手術をお勧めできないのが私の弱いところ。


最後におかけした言葉は同じ、

『いつでも、なにかあったらご連絡下さいね』


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by ccr-net | 2010-09-09 21:04 | 整形外科
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