BLSの私の概念が変わりました
昨日から循環器フォーラムで東京に行っていましたが、これは学術集会でなくトップランナーの先生方が開業医の先生に判りやすく現在の先端的予防医療と救急対応について講演をおこなうものです。
非常に興味深く拝聴しました。
もっとも会場は半分が循環器の専門医、おそらく整形外科医は私一人でしょうか・・・
その中で『救急医療の現場から、突然心停止患者に対する蘇生法の進歩』と題された講演に感銘をうけました。
これは、『Hands-Only CPR』と呼ばれるもので、2008年3月にAHAの重要な勧告がでたことはご存じだと思います。
私自身はAHAガイドライン2005の九州地区の最初の受講者の一人としてBLS研修に福岡サイトに数年前に行きましたが、そのときには現場での人工呼吸が不要となりHands-Only (心臓マッサージのみ)になるとは夢にも思いませんでした。
このベースとなる研究が関東と関西の両方からの素晴らしい論文であることをとても誇りに思いました。
実際にその当事者の先生から『Hands-Only CPR』について説明を受けると、やはり重さが違います。
次回AHAガイドライン2010で、
バイスタンダーCPRにおける人工呼吸が省略されることはほぼ確実でしょう。
Hands-Only CPR・・・
あなたはご存じですか?