SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

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アテンディングについて考える

アメリカにおける病院のオープンシステムと日本の違い

明日は朝7時30分から熊本医療センターに手術にでかけます。
以前は割に頻繁に出かけていましたが、クリニックを移転してからは初めてです。
諸般の事情でどうしても断れず、私の執刀となりました。
腰椎の手術ですが30分ほどで終わるものですので、9時の外来には間に合いそうです。

こうした外部医師の執刀システムを日本ではアテンドといいますが、どうやら和製英語のようです。
アメリカでは、研修を終え、認定を持ち、独立して働いているドクターのことをアテンディングといいますが、ここからきたのでしょう。
こうしたアテンディングは契約病院で働いていますが、基本的にアメリカの病院はオープンシステムでホームドクターが契約病院へ入院患者を自由に入れます。これが、オープンシステムです。
日本のオープンシステムは基本的に病診連携の一部で、紹介医師が病棟に自由に出かけてくるシステムに原則としてなっていますが、これは実用的ではありません。
日本では別に病棟主治医がいますので、開業医の先生に来て頂くと微妙に治療方針がぶれます。
指示でも出されたら大変です。
そういう訳で、勤務医時代、連携医師の来院があると大変緊張しました。
現在は、逆の立場ですから基本的に紹介病院には出向きません。
だって、迷惑ですから・・・

話を戻しますと、明日は脊椎日帰り手術の患者様を朝7時半に入院させ、8時より執刀し、私は9時前に帰院します。術後は、病院主治医にお願いし、患者様は夕方自宅退院です。
一種のアメリカ式アテンディングですが、報酬は多分ゼロです(手続きが面倒です)。

仮に手続きが簡便になっても、現在の手術の診療報酬体系では、開業医の場合アテンディングでの手術は割にあわないでしょう。
米国の手術費用は日本の10倍ですから成り立っているのです。

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それでは、明日は新しい熊本医療センターの手術室を見学してきましょう。

新しい受付です。

明日はまずここに向かいます。




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by ccr-net | 2010-02-15 22:08 | 医療 | Trackback
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