毎度お待たせしています
本日は、患者総数はそう多くないものの、ストレスの多い1日でした。
朝からの雨で、患者様の出足は鈍く、順調に外来は進んでいました。
きっかけは手術相談の女性ですが、ここで40分かかりました(内容は手術の是非という微妙な問題)。
ここからが、負の連鎖が始まります。
“待っただけは取り返すぞ”といった雰囲気の男性や、
“特に問題ないけどこの際、よその検査結果も説明してね”という毎回他院の血液検査結果をおもちになる方、
“私のことは判ったけど、私の家族についての話を聞いて”という女性・・・
なぜかこうした直接疾患と関係のないお話で時間が流れていきます。
他所の施設での検査結果や薬剤についての説明は“先生は説明してくれるから”といつものことなので、別に嫌ではないのですが、こんな日に限って何人も続きます。
極めつけは、外来で“なんでこんなに待たせるんだ!一人に何分かかっているんだ!”とお怒りの男性
(待ち時間90分)、
診察室にお入りなると途端に柔和になり“ところで先生、”と延々と健康相談(抗酸化まで!)をされました。
所要時間は30分・・・
前述の“なんでこんなに待たせるんだ!”の答えは、“あなたが3名いるから”です。
診療は時として一人の患者様で1時間止まることがあります。
私たちは、一生懸命がんばっているのです。
でも、これは“家庭の事情”でクリニック側の勝手な言い分なのですね・・・
『混んでいるから仕方ないじゃない』というのは、こっちの事情、
それは、お待ちになる患者様には関係のないことなのです。
私達にできること、
それは常に最善をつくすこと、
少しでもお待ちの方に不快な想いをさせないよう努力すること、
いつも笑顔を絶やさないこと・・・
理由は一つ、
私たちはプロだから。