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手術の結果は保証されるか?

年齢により異なる術後の症状改善のスピード

本日、腰椎椎間板ヘルニアの若年患者(高校生)について、術後の症状のとれる経過について質問を受けました。
“現在の痛みは術後取れますか?”
“長期的には痛みは消失します”
“術後3ヶ月で痛みはとれてしまいますか?”
“確実ではありません・・・”
私にしては、非常に不確実な答えを繰り返してしまいました。

いつもであれば、
“術翌日から痛みは1/3以下に”とか“術後1ヶ月でスポーツ開始”とかいったふうにてきぱきと答えるのですが、今回はそうはいきません。
理由は、患者がまだ若い高校生だからです。

一般に若年者の神経性疼痛は術後遷延します。
小学生・中学生・高校生くらいまでは、腰椎椎間板ヘルニアの術後経過はすっきりしません。
これは一般に神経根の緊張性が強いためといわれていますが、明確な答えはありません。
今回のような高校生の症例では、術後どのくらいで術前の症状が消失しどんどんスポーツができるようになるかは、明確な答えがでないのです。

従って、“確実に何月何日までにスポーツができるようになるのか?”という質問には答えられません。
若年者における脊椎手術の難しさがここにあります。
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確実に言えることは、術前よりよくなること、
痛みは長期的には消えること、
その2つです。





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by ccr-net | 2010-01-25 22:37 | 整形外科
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