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コンプロマイズドホストにおける人工関節

術前の全身評価は大切です

本日対照的な二人の患者様がみえました。
一人は2ヶ月前にTHA(人工股関節)の手術を決定しましたが、術前の頚部エコー検査で頚部静脈に血栓が見つかり現在血栓コントロール中の方(現時点でまだ手術ができません)。
もう一人は他院でTHA施行され感染を併発し、最終的に人工関節抜去のガードルストーンとなった方。
後者は基礎疾患として肝硬変がありいわゆるコンプロマイズドホスト(日和見感染者)です。
結果として、感染症を併発し現在に至っています。

手術は常に危険と隣り合わせです。
そのリスクを最小限にするのが私たち医療者の仕事です。
コンプロマイズドホストにおける人工関節_b0102247_21413723.jpg

術前の全身評価・・・

その重要性をあらためて実感した今日でした。




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by ccr-net | 2010-01-07 21:44 | 感染管理
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