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細菌性腸炎に注意

治療の要点は?
最近、下痢や嘔吐を伴った発熱で来院される患者様が多くなりました。
寒波の襲来とともに風邪が流行っていますが、感染性腸炎の方も増えています。
感染性腸炎と言いますと、この時期ノロウイルスやロタウイルスに代表されるウイルス性腸炎が一般的には多いのですが、細菌性腸炎がここのところ増えています。

昨日来院された方は、発熱と下痢で一昨日基幹病院の救急外来を受診され症状からウイルス性腸炎(検査なし)と診断されました。
その後、症状の改善がおもわしくなく当クリニックを受診されました。
採血結果は白血球高値・分画の左方移動・CRP高値で脱水症を伴っており、典型的な細菌性腸炎です。
血便はなく重篤ではありませんが、補液・ビオフェルミンRの投与とともに念のため抗生剤を投与しました。
細菌性腸炎は一般的にいう食中毒ですが、原因菌としては最近ではキャンピロバクターが多くなっています。
一般に汚染された鶏肉や動物の糞便で感染することが多く、犬などのペットが感染源となることがあります。

治療は感染性腸炎と同じで基本的には輸液などの対症療法です。
ここで大切なのは整腸剤を積極的に投与しますが、下痢止めを使用してはいけません。
腸内の感染巣を対外に排出することが大切だからです。
重篤な場合は抗生剤を使用しますが絶対ではありません。
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感染性腸炎治療の基本は対症療法、

十分な水分の摂取が大切です。









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by ccr-net | 2010-01-06 19:42 | 感染管理 | Trackback
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