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パンデミックの経済への影響

ワクチン接種に要するコストよりも、それによって得られる経済的恩恵の方が大きい
BMJ誌2009年12月5日号にロンドン大学のRichard D Smith氏らによるインフルエンザによるパンデミックのイギリス経済への影響についての研究が掲載されました。
それによると、インフルエンザ・パンデミックの場合、学校閉鎖と予防的欠勤は大きな経済的損失をもたらし、有効なワクチンは損失を軽減するとの結論に達しています。
また、「パンデミックの深刻度が最も低い場合でも、ワクチン接種に要するコストよりも、それによって得られる経済的恩恵の方が大きく、高~極度のパンデミックの場合は、適合ワクチン接種が、不安による行動変化がもたらす未曾有の経済的損失を回避する唯一の方法となる可能性がある」と指摘しています。
この結論は、10年前に医療従事者へのワクチン投与の経済的効果についての論文がありましたが、それと全く同じものです。

ワクチン接種のベネフィットは、そのコストを大きく上回るものです。
従って、日本でも企業はもっと積極的にワクチン接種をおこなうべきですし、そのコストを負担すべきだと思いますがいかがですか?
パンデミックの経済への影響_b0102247_2115116.jpg

せんだメディカルクリニックでは、40名の職員全員にワクチン接種し発症は1名です(家族発症の場合は予防投与もおこなっています)
ワクチン接種・タミフル予防投与ともにクリニック負担です




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by ccr-net | 2009-12-18 21:20 | インフルエンザ
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