SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

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透析患者の手術と術創管理について

出血を恐れず、止血は丁寧に
せんだメディカルクリニックでは簡単なデイサージェリーをおこなっています。
今回おこなったのは手の腱鞘切開という簡単な手術ですが、透析でシャント側の手術ですので駆血はできません。またワーファリンも内服されていますが、休止することはリスクがありますのでワーファリンの休止もおこなっていません。
駆血については、健常な方でも当クリニックではまずおこなうことがありません。
術中に少し止血に時間がかかりますが、術後駆血解除後の出血や血栓症を心配しなくてよいからです。
今回の症例は、ワーファリン内服中でしたが手術中に圧迫止血(できるだけ焼灼しません)をおこなうことで手術は無事に終わりました。
勿論、シャントをつぶさないように、圧迫は創の最小限の部位です。
術後、経過は非常に順調でしたが、術後10日目に無理をされ、大きな血腫を作ってしまいました。
すぐにおいでになれば良かったのですが、来院は血腫形成後3日目・・・困ってしまいました。
こうした場合、慌てず血腫のみ除去し開放創とし3日目に閉創しました。
本日閉創後3日目ですが、創状態は良好で問題を認めません。
本日よりシャワー浴許可としました。
こうした無駆血やワーファリン内服中の手術は、丁寧にゆっくり行うことが大切です。

出血を怖れず、止血は丁寧に・・・
手術の基本です。
透析患者の手術と術創管理について_b0102247_1424353.jpg


懐かしのベン・ケーシーです







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by ccr-net | 2009-11-23 14:07 | 整形外科
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