医療戦略の本質
マイケル・E. ポーターに学ぶ
ハーバードの天才として有名なマイケル・E. ポーターの新作が出ています。
「医療戦略の本質」という本ですが、数年前に出版された「Redefining Health Care」がようやく6月に翻訳されました。
早速手に入れたのですが、難しくてよくわからない・・・・
結局、ポーターの提唱する“Value Chain”そのものが理解できず、前著の“競争優位の戦略”をよみ、なんとなく理解できました。それでも、4回この本を読んでいます。
この中で、彼の提唱する“Care Delivery Value Chain : CDVC”ですが、このままでは日本の医療現場には当てはまらないように思います。特に、私のような開業医の場合、どう考えていくのか。
結局、ポーターの言うように、一つの施設を超え他の施設とリンクさせることを考えていきます。
それを更に拡大していくと、結局は地域単位で考えていくValue Chainに辿り着くのではないでしょうか?
現在の“医療経営”に欠けるのはこうした戦略性であり、医療経営の本質は“医療戦略”にあると思います。
質量ともに非常にハードルの高い本ですが、お勧めです。
ハーバードの天才として有名なマイケル・E. ポーターの新作が出ています。
「医療戦略の本質」という本ですが、数年前に出版された「Redefining Health Care」がようやく6月に翻訳されました。
早速手に入れたのですが、難しくてよくわからない・・・・
結局、ポーターの提唱する“Value Chain”そのものが理解できず、前著の“競争優位の戦略”をよみ、なんとなく理解できました。それでも、4回この本を読んでいます。
この中で、彼の提唱する“Care Delivery Value Chain : CDVC”ですが、このままでは日本の医療現場には当てはまらないように思います。特に、私のような開業医の場合、どう考えていくのか。
結局、ポーターの言うように、一つの施設を超え他の施設とリンクさせることを考えていきます。
それを更に拡大していくと、結局は地域単位で考えていくValue Chainに辿り着くのではないでしょうか?
現在の“医療経営”に欠けるのはこうした戦略性であり、医療経営の本質は“医療戦略”にあると思います。
質量ともに非常にハードルの高い本ですが、お勧めです。
by ccr-net
| 2009-09-26 01:21
| 医療経営