SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

ccrnet.exblog.jp ブログトップ | ログイン

航空機内でのインフルエンザ感染

飛行機に乗るとインフルエンザに感染しやすいか?

本日より、研修と気分転換目的で東京に来ています。
勿論、熊本から飛行機で移動したわけですが、果たしてインフルエンザに感染しやすいのでしょうか?
答えはNOです。

飛行機は狭い空間に多くの人がいますので、一見感染の危険性は高いように思います。
飛行機の中の空気は密閉空間で汚れていると思っている方が多いのも事実です。
けれども、実際には飛行機内の空気は常に換気されており非常にクリーンです。

現在の飛行機は、すべて機内に与圧しています(高度が高く外気が気圧が低いためです)。
客室内の空気の半分は、エンジンを通じて外気を取り入れたもので、残りの半分は客室内を循環しています。循環している空気はHEPAフィルター(一般に病院の手術室などで用いられ、せんだメディカルクリニックでは換気および掃除機にも用いられています)を通り、浄化されて再び機内へ戻されます。
こうして2~3分ごとに機内の空気は完全に入れ換えられ、一般の家庭やオフィスビルよりもはるかにクリーンで、機内の空気の汚れは極めて低いレベルに抑えられているといえます。
問題は、湿度が低いので飛沫核感染がおきやすいことですが、これだけ換気レベルが高いと問題になりません。
万が一、あなたの隣に咳やくしゃみをする方が座った場合、その場合は咳エチケットを守ってもらい、あなたもマスクをしましょう。

マスクの携帯はそうした意味で必要です。航空機内でのインフルエンザ感染_b0102247_23442577.jpg
by ccr-net | 2009-09-22 22:24 | インフルエンザ
line

医療と健康について


by ccr-net
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31