SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

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カルシウムは味方か?

何でも多ければいいというものではない

骨粗鬆症の患者さんに共通するのは〝カルシウムが好き!〟ということ。
別にカルシウムが大好きというわけでなく、
ほとんどの方が活性型ビタミンDのことを〝カルシウムの薬〟と思っていたり
〝カルシウム=無条件に体にいい!〟という神話があったりします。

そんな神話を打ち消すような研究がヘルスデージャパンに出ました。
これは、「Neurology」8月17日オンライン版に掲載されたスエーデン ヨーテボリ大学Silke Kern氏らの研究です。
カルシウムサプリメントにより高齢女性の認知症リスクが上昇する可能性があることが、新たな研究で示された。因果関係は明らかにされていないが、カルシウムサプリメントを飲んでいると、脳卒中の既往のある女性では認知症リスクが7倍、脳の白質病変(脳内の血流が妨げられる障害の徴候)のみられる女性ではリスクが3倍になるという。

ちょっと怖いですね!

ただ誤解しないで頂きたいのは、これはあくまでサプリメントで大量にカルシウムを摂った場合の話

食事でのカルシウムは問題ありません。

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結局、何事も適度か肝心ということ!

やりすぎにご用心・・・





# by ccr-net | 2016-09-01 22:38 | 医療 | Trackback

また戻っておいで!

2度目の産休と育休

本日を最後に、主任保健師の酒本恭子さんが二度目の産休・育休に入りました。
一度目は産後1年での復帰、今回も来年末の復帰を目指していますが、果たして?

これまで、何人ものスタッフが育休後復職しました。
一人目は大丈夫!
でも、二人目の出産後は・・・
まだ復職できた者は、ほとんどいません。

やっぱり、二人となると難しいのでしょうか。

現在、育休中は法人内2名
酒本さんが育休に入ると3名になります。
今、クリニックは結婚ラッシュ、お産ラッシュなのです。

さて、育休後、復職への意欲満々の酒本さんですが、
問題が一つあります。
それは、やっぱり保育園!

子供二人の同時入園が可能かどうか不安なのです。

保育園不足は東京だけではありません。
熊本でも同じなのです。
祈るしかないのでしょうか・・・

なんてことを心配しても仕方がないので
皆で楽しく送り出し、
出産後、赤ちゃんを抱いて彼女が遊びに来るのを楽しみにしています。
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さて、どんな赤ちゃんでしょう

土曜日の夜、真剣に院内保育を検討し始めた私です




# by ccr-net | 2016-08-27 21:27 | CLINIC | Trackback

誕生日に寄せて

お誕生日ありがとう

今年も当たり前のように(当たり前なのですが)誕生日がやってきました。
62歳になり、熊本に来て40年になりました。
早いですね。

今日は水曜日
通常診療は午後1時までなので、
診察室を出ると多くのスタッフが集まり
皆で祝福してくれました。
毎年、ありがとう。

誕生日にやったこと

地図上の直線距離12kmの南端と北端の在宅の方の往診
(半径7km以内という不条理な決まりがあるので最大14kmです)
2Fデッキの植栽の草取り
(別にしなくともよいのですが何となく気になったので)
溜まった書類20人分の作成
(我ながら頑張りました!:単にふだんきちんとやっていないだけですが・・・)

さて、今日はスタッフにこんなことを話しました

今年は4月の思いがけない震災で
みんな大変な想いをしながら
本当によく頑張ってくれたこと。
おかげで、皆の思いがけない一面もみえ、
より距離が近くなったように思えること。

90歳を越えた義父を
毎日皆でしっかりリハビリテーションをしてくれること
何より大切にしてくれることで
義父の気持ちと生活がなりたっていること。

いつのまにか落ちてしまったスタッフ力を高めるため
急に私が提案した職種別ミーティングに、
3つのグループとも
ほぼ全員が参加してくれたこと。

本当に心から感謝しています。

最後の言葉は今年も同じ
お誕生日ありがとう






# by ccr-net | 2016-08-17 19:11 | その他 | Trackback

お盆休みは何をする?

私たちのクリニックがお盆も空いているわけ

今日13日からお盆に入った。
昔は迎え火をして祖先を迎え
16日には送り火で送ったものだが
もう随分そういうことをしていない。
今年こそと思いながら
今日も墓参りなどで慌ただしく、この時間で時期を逃してしまった。
せめて送り火で送りたいと思っているが、果たしてどうなるだろうか・・・

毎年この時期になると、
高速道路の大渋滞や新幹線の150%を越える乗車率が問題になる。
まるで、年の瀬のように
多くの人が故郷へ向かって移動するのだ。
でも
なぜか祝日ではない。

なんでなんだろう?
子供の頃からずっと不思議だった・・・

その疑問は、最近解けた。
お盆に休むことのない会社をご存じだろうか?
それは、銀行と官公庁だ。
暦通りに動いている。
なぜって、
答えは簡単
休日じゃないから・・・

矛盾しているが、これが真実
社会は動いているのだ。
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というわけで
私たちのクリニックはお盆もずっと動いている
だって休日じゃないから。

お盆休みはなにをする?
もちろん、私は働いている。




# by ccr-net | 2016-08-13 22:26 | その他 | Trackback

旅にでよう

たまにはリフレッシュが必要、煮詰まる前にね!

震災から3ヶ月が過ぎ
クリニックには以前に近い数の患者さんが溢れ
毎日毎日が目の前を凄いスピードで通り過ぎていきます。
まるで震災などなかったかのようです。

でも、震災は私たちのどこかにしっかりと残っています、勿論私の中にも。

あの日から、なんだかのんびりできず、
毎日に追われ、
いつの間にか少し心のゆとりがなくなってきたような気がします。
毎日のワクワク感がなくなっていたのです。

なんでだろうと考えてみます。

そう言えば、あの日から一度も熊本を離れていません。
いろんな意味でどっぷりと浸かっていたのですね。

外に目を向けてみると
いつの間にか梅雨は明け
太陽は燦々と輝き
子供たちの歓声も聞こえてきます。

もう、夏なのですね。

こんな時には
旅に出る

知らないどこかに
知っているどこかへ

一人で行くのもよいけれど
心許せる誰かと行くのもまた格別・・・

旅にでよう
きっと世界が開けるから



# by ccr-net | 2016-07-19 22:50 | その他 | Trackback

熱中症にご用心

例年と比べて異常に多い異常に多い熱中症の救急搬送

連日、日本各地で35度を超える猛暑日が続いている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
熊本市でも35度を越えることはまだないものの、ここ数日34度を超えています。
クリニックでも、昨日熱痙攣(熱中症1度)の男性が来院され、補液では上下肢の筋攣縮(攣り)が改善せず
基幹病院へ救急搬送をおこないました。
結果、点滴+アレビアチン(抗痙攣薬)の静注にてようやく改善しました。
このレベルの注射薬になると循環器疾患のある方には、通常の診療所の外来では治療が困難です。
ということで、いったいどれくらい救急搬送されているのか調べてみました。
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これをみると昨年と比較し全国的に異常な数の熱中症患者が搬送されているのが判ります。
今年の熱中症患者の月別搬送数をみてみましょう。
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4月でも熱中症で運ばれる方がいるのも驚きですが、この1週間で急激に搬送数が増えているのが判ります。
熱中症の予防についてはテレビをはじめいろんなメディアで言われていますので、
今回は熱中症患者への対応について考えてみましょう。
お暇な方は、当ブログの過去ログ熱中症にご用心もご覧ください。
この分野は、意外なことに厚生労働省より環境省が力を入れています。

早見優のLet`s Study 熱中症対処フロー・医療現場での処置

熱中症の救急患者への初期対応がよく判ります。

でも、まずは予防が大切ですね!




# by ccr-net | 2016-07-06 22:27 | 医療 | Trackback

靴教育 〜シューエデュケーション〜 を学ぶ

大切なのは子供たちがきちんと靴を履けるように繰り返し教育すること

今日は待望の吉村眞由美先生によるシューエデュケーション(靴教育)の指導者講習をクリニック2F STUDIOでおこないました。
参加人数は28名、遠く奄美大島や宮崎からも受講され、盛況でした。
セミナーは午前10時〜午後3時までの長丁場、それでもあっという間の5時間が過ぎました。
素晴らしい時間でした。
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私がずっと気になっていたこと
それは、〝足育(あしいく)とは本当は何か?〟ということです。
足に関わる医療をしているので、私の元にも時々〝足育〟の講演依頼が来ます。
私たちのクリニックの足に関わるスタッフにも時々声がかかります。
でも、すべてお断りしていました。
なぜって?
だって、〝足育〟についてなにも知らないから・・・

私は外来で多くの足をみます。
それは、様々な足病だったりスポーツ障害だったりします。
ですから、足だけでなく、靴もみます。
足の評価をし、歩容を診、靴の評価や指導をおこなうのです。
当然、靴の履き方や紐の結び方の指導もおこなうのですが、でもそれは一人一人の患者さんにたいしてです。
私がしているのは、教育ではなく治療であり指導なのです。
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今日の講義でわかったこと、
それは教育の本質です。
子供たちに教えるということ、学ばせること、
それこそが正しい靴行動、靴の履き方に繋がるのです。

教育はまだまだ奥が深いので、私自身が足育・靴教育を語ることはもう少し先になりそうです。
何事も勉強が必要ですね!

あ、足育は〝あしいく〟で〝そくいく〟ではありません。
〝そくいく〟は某社の登録商標のようなのでご用心!




# by ccr-net | 2016-07-03 21:37 | フットケア | Trackback

義母の思い出

13回忌によせて

今日は午前11時から義母の13回忌でした。
診療の合間に抜け出して菩提寺に出向くと、身内だけと聞いていたのに多くの人が・・・
震災でお寺が被災していたための合同忌だったわけですが、知らない私にはとんだ落とし穴が。
でも、それはまた別のお話。

私は27歳の時に母を亡くし
29歳で結婚し
その2ヶ月後に父を亡くしました。

20代で両親を亡くした私の父代わり、母代わりが、義父と義母でした。
義父は90才で健在ですので、義母の話をしましょう。

義母は勝ち気で明るくいつも元気
派手好きで
料理上手
妻と義姉の女の子しかいなかったせいか、私をたいそう可愛がってくれました。

新しい物が好きで
旅行好き
美味しい物好きで
着道楽・・・

引っ越しの際に
そのあまりの着物の多さにびっくりしてしまいました。

そんな義母でしたが、
私が開業して2年目に病に倒れ
闘病半年で旅立って行きました。

あまりにも早く旅立って行ったので
想いでの中の義母は
いつも元気で笑顔です

私がいくらお腹いっぱいだと言っても
〝あらあら・・・〟と言いながら
いつも山盛りご飯をついだ義母

きっと早く母を亡くした私を思いやってくれていたのでしょう。

あれから13年
お義母さんより病気がちだったお義父さんは、90歳の今も元気に笑っています。
少し逝くのが早かったですね・・・
一人でお寂しいでしょうが
まだまだお義父さんは健在です

それでは、17回忌で!




# by ccr-net | 2016-07-01 22:19 | その他 | Trackback

常温水は絶対か?

目的や体調によって異なる最適な水の温度

今年は梅雨だというのに30度を超える日々が雨の日以外は続いています。
史上最高だった昨年の気温を現時点で毎月上回っているので、NASAが『史上最も暑い年』と言っているのも頷けます。
そんなことが理由でもないでしょうが、外来で慌ただしい午前中にフジテレビから電話取材の申し込みがありました。

〝なんなのかなあ?〟
そう思って電話に出ると、〝常温水と冷水の利点と欠点について意見を聴きたい〟とのこと。
〝なんで私なの?〟
と思いましたが、そう言えば以前、常温水と冷水について書いていたことを思い出しました。
詳細はメールで、期限は本日午後3時くらいまで!
結構、厳しい条件ですが、テレビ局の取材はだいたいいつも慌ただしいものです。

というわけで、診療の合間に以前の原稿をもとにこんな回答を作成しました。
あらかじめお断りしますが、摂取する水の温度については様々な考えがあります。
これはあくまでも私の私見で絶対ではありません。
でも、可能な限り科学的に書いてみました。
質問事項の一部
 1)「冷たい」の利点、特徴
 2)「常温」の利点、特徴
回答の一部
 1)冷水(5度〜10度)
  ・吸収がよい
   冷たい水が胃壁を刺激し、ガストリンを分泌させる。それにより胃の動きが活発になり、小腸で早く吸収される。同様の理由で、便通もよくなる(下痢することもある)。
  ・代謝が活発になる
   冷たいものを体の中に入れると、それを取り戻す(暖める)ために代謝が活発になる。
   具体的には10度の水を36度の体温にあげるには26度暖めなければならない。
   1ccの水を1度上げるには1cal必要なので、100mlの水を26度上げるためには2600cal必要。
   500ccであれば13000calすなわち13Kcal必要になり、その分代謝が活発になる。
   これは70際の女性の10分間の歩行に相当する。
  *一見良さそうだが、逆に言えば冷たい水を飲んだだけ、そのぶん消耗する。
 1)常温水(水道の水の温度) 
  ・体を冷やさない
  ・胃腸に優しい(胃腸の動きが活発になるわけではない、刺激が少ないということ)
  *一見良さそうだが、体を冷やさないということは逆に言えば代謝は活発にはならない。
   また胃腸に優しいということは胃腸の動きは活発にはならないので、水の吸収は遅れる。
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けっこう面白いでしょう?
念のために常温水で検索してみましたが、やっぱり意見は二つに分かれるようです。
ただ大切なことは、常温水は絶対ではないこと、利点と欠点があることを理解することです。

ものごとに絶対はないことをお忘れ無く!




# by ccr-net | 2016-06-27 22:40 | 健康 | Trackback

深部静脈血栓症に注意

まだ油断できないエコノミークラス症候群

震災から2ヶ月以上経過し、最近ではエコノミークラス症候群の報道もほとんどみなくなりました。
けれども、まだまだ油断できないのがこの原因となる深部静脈血栓症です。
6月14日、熊本地震でのDVT(静脈血栓塞栓症)検診結果がでました。

震災後のDVT調査については、福島県立医科大学のもの(参照)がとてもしっかりしていますが、
今回の熊本版も母数も多く素晴らしいです。
深部静脈血栓の発生率も9.1%と福島の研究と大差有りません。
ただ、今回の発表では福島の研究でハイリスクに上げられた、①悪性腫瘍②ホルモン剤の使用が結論には出ていません。
また、当然のことだから省かれているのでしょうが、福島研究でハイリスクの上位に上げられた①長時間の座位②長時間の臥位が項目ととして省かれており、3番目であった③車中泊が前面に出ているのが気になります。
まだ、中間報告ですので、今後の発表では変わってくるのかもしれません。
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今回の熊本の発表が素晴らしいのは幾つもの医療機関が協力し組織的におこなわれていること、母数が2023人と多いことです。
これに加えて昨日・今日とおこなわれていますので、更に素晴らしい結果になってくるでしょう。

深部静脈血栓の発生率が9.1%というのは10人に一人は血栓症を起こしている可能性があるということです。
くれぐれも、ご用心を!!




# by ccr-net | 2016-06-19 23:11 | 熊本地震 | Trackback
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