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ダーマボンドでの創接着術について

ダーマボンドは以前から創接着剤として主に腹腔鏡の手術等に用いられていました。
最近、せんだ整形外科では小児の創接着や早期にスポーツに復帰する方の顔の傷の接着・保護に使用しています。ダーマボンドの欠点としては、間違って創内部に進入すると創の緩衝材となり逆に創がつきにくくなることです。
現在、小児で縫合が不要な症例・または協力が得られず縫合できない症例(4人がかりなどでも目の周辺の傷は縫合が不可能な場合があります)には、多くの場合ステリストリップテープ(当院ではロイコストリップテープ)による創の閉鎖がおこなわれています。
しかしながら、小児では発汗や自分ではがしてしまうなど、すぐに剥がれてしまう例も多く見られます。またテープにまけてしまうこともあります。
こうした症例にはダーマボンドの使用が有効です。
受傷当日はとりあえず、テープ固定。翌日には出血は収まっていますからダーマボンド固定をおこないます。勿論疼痛は全く有りません。
早期抜糸後の創の保護や、コンタクトスポーツの創保護にも有効です。
欠点は、単価が高く、当院では自己負担を頂いていませんので持ち出し状態です・・・
使用したボンドはフィルム状態となり1−2週間で自然に剥がれます。
その後は、紫外線からの遮光などのスキンケア指導をおこなっています。
以前は医療用のアロンアルファを使用していましたが、乾燥はダーマボンドの方が早く大体4−5分(当院では5分設定)で完全に乾燥します。

ダーマボンドによる創接着・・なかなか有効です。
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by ccr-net | 2007-11-06 02:59 | 整形外科 | Trackback
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