診療にも講演にも大切な心に残るプレゼンテーション
感動を生む伝える力
今日月曜日は連休明けで、朝は大忙し!
午後になってちょっと落ち着いた頃、電気生理検査と神経内科的診断をおえた患者さんがみえました。
非常に病状が複雑なため、画像診断と神経所見では確定ができなかったケースです。
ご本人とご家族、計3名で来院されました。
結果は、triple crush syn. といえる脊髄・神経根・末梢神経の計三カ所の障害がありました。
これが、頸椎レベル・腰椎レベルの両方でおこっているので大変です。
「結局、先生どこが悪いでしょうか?」
「水道の蛇口にホースが繋がっていると考えて下さい。
蛇口が全開の時はホースを少し踏んだくらいでは水は止まりませんよね。
けれども、蛇口が半分締めてあれば、ホースを少し踏んでも水は止まってしまいます。
この蛇口が脊髄、ホースが神経です。
今回は蛇口が半分締まっていて、ホースが途中で二カ所踏まれている状態です。」
「あら、判りやすい!」
というわけで、医師も判りやすく説明するプレゼン能力が必要なのです。
先週末、私は疼痛の勉強で東京に行っていました。
とても有意義な勉強会でしたが、この中で一人の先生の講演に驚きました。
私もそうですが、通常講演は、プレゼン台の位置でコンピューターを操作しながらおこないます。
ところが、千葉大学の三澤園子先生の講演は、ヘッドマイクでスタンディングでのものでした。
右手の小さなリモコンを操作しながら、大きなジェスチャーを交えた魅力的なプレゼンテーションです。
スライドも文字でなく写真で訴える、印象的なものでした。
そう、まるでTEDなのです、
文字でなく言葉と映像で心に訴える、
それが、本当のプレゼンテーションなのでしょう。
私達は、どうしても従来の理屈やスタイルにこだわってしまいます。
心に訴える言葉
目に映る映像
そこから生まれる信頼と感動
講演ばかりではなく、これからの診療には必要なスタイルです。
今日月曜日は連休明けで、朝は大忙し!
午後になってちょっと落ち着いた頃、電気生理検査と神経内科的診断をおえた患者さんがみえました。
非常に病状が複雑なため、画像診断と神経所見では確定ができなかったケースです。
ご本人とご家族、計3名で来院されました。
結果は、triple crush syn. といえる脊髄・神経根・末梢神経の計三カ所の障害がありました。
これが、頸椎レベル・腰椎レベルの両方でおこっているので大変です。
「結局、先生どこが悪いでしょうか?」
「水道の蛇口にホースが繋がっていると考えて下さい。
蛇口が全開の時はホースを少し踏んだくらいでは水は止まりませんよね。
けれども、蛇口が半分締めてあれば、ホースを少し踏んでも水は止まってしまいます。
この蛇口が脊髄、ホースが神経です。
今回は蛇口が半分締まっていて、ホースが途中で二カ所踏まれている状態です。」
「あら、判りやすい!」
というわけで、医師も判りやすく説明するプレゼン能力が必要なのです。
先週末、私は疼痛の勉強で東京に行っていました。
とても有意義な勉強会でしたが、この中で一人の先生の講演に驚きました。
私もそうですが、通常講演は、プレゼン台の位置でコンピューターを操作しながらおこないます。
ところが、千葉大学の三澤園子先生の講演は、ヘッドマイクでスタンディングでのものでした。
右手の小さなリモコンを操作しながら、大きなジェスチャーを交えた魅力的なプレゼンテーションです。
スライドも文字でなく写真で訴える、印象的なものでした。
そう、まるでTEDなのです、
文字でなく言葉と映像で心に訴える、
それが、本当のプレゼンテーションなのでしょう。
私達は、どうしても従来の理屈やスタイルにこだわってしまいます。
心に訴える言葉
目に映る映像
そこから生まれる信頼と感動
講演ばかりではなく、これからの診療には必要なスタイルです。
by ccr-net
| 2015-03-24 07:21
| 医療