SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

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医療の中のミスティーク

ミスティークや感動はリッツカールトンだけではない

来週東京で『医療におけるコンシェルジュサービス』について講演します。
ハンズアウトが明日中に必要ということで、泣きながら作成しているのですが概ねできました。
あとは、これに鮮やかさを加えれば、素敵なプレゼンができそうです。
というわけで、触りの部分をちょっとだけ、
例えば、手術

月初めの、月曜日に来院。
他院で、腰のヘルニアで手術と言われたが不安だ。
もし本当にヘルニアなら、今週には手術を受けたい。
来月には東京に出張に行きたい!
 こんな我が儘も、
 迅速な診断とクラークによる医療情報の連携、
 医師の交渉と術前後の加速度的リハビリテーション
 で可能になります

例えば、スポーツ

中学3年生のバスケット選手。昨日、捻挫した。
週末に最後の中体連がある。是非出たい!!
 足関節外側側副靱帯損傷で通常では無理です。
 迅速な処置をしリハビリをおこないましたが、
 結果的に間に合いません。
 それで土曜日の早朝、試合会場にスポーツスタッフが出かけ、
 無償でテーピングをおこないました。
 日曜日も同様で、無事最後の試合を飾れました。

ノーと言わないサービス
ミスティークは、
リッツカールトンだけではありません

医療の世界にもミスティークはあります
サプライズや感動のサービスも存在します

でもこんな素敵な話はあまりありません

医療のコンシェルジュサービスは
地味で控えめで目立たないものです。

ちょうど水面に優雅に浮かぶ白鳥のように
その下で足を懸命に動かしているのです。

なぜって、それが私たちの仕事だから

80分の講演なので、あまり多くのお話しはできません。
ただ最近流行の医療コンシェルジュ、
ちょっと違うかなあ・・・と感じています。

医療の中のミスティーク_b0102247_22515552.jpg


美しい院内の案内係や
華やかなデスクに座る優雅なスタッフ・・・

そんなものとは無関係で
無償で、自ら進んで早朝や休みの日に出かけテーピングし
電話で優しい声で答えながら片手で懸命にコンピューターを操る
私たちのコンシェルジュは、そんな人たちです


私たちのクリニックに特定のコンシェルジュはいません

だって、皆がコンシェルジュだから






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by ccr-net | 2013-07-03 22:53 | 医療
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