SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

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靴はスポーツの基本

インソールにみる革新性

一時期に比べると減りましたが、それでも夕方になるとスポーツ外来が増えてきます。
この時間帯はこうした方でいっぱいで、当然余裕はありません。
でも新患となると話は別、『お願いね!』と、我が儘な私は、無理に担当者に任せてしまいます。

今日の新患はバドミントンで前足部を痛めたアスリート、
明日からの合宿、8月からの試合と予定は目白押し・・・
しかも希望は、明日からの合宿に参加できること!
いくら何でも無理では・・・と思うのが普通ですが、そこを少しでも実現に近づけるのが私たちの役割です。

と言うことで、『なんとかお願いね!』とスポーツチームの責任者に丸投げしました。
私たちのクリニックの目標は、可能な限り希望に近づけること!
『○月○日までに間に合わせたい!』ということであれば、それに向かってチームで全力を尽くします。


ということで、7時過ぎに診療の終了した私はリハセンターに様子を見にやってきました。
すると、すでにアイシングや消炎鎮痛の処置はおわり、インソール作成に取りかかっています。
『今日ここまでやるの?』という私の質問に、
『取り敢えずないよりはましなので、痛みを半分以下にしたいと思います、後日微調整します』
という頼もしい答え!

靴はスポーツの基本_b0102247_22174275.jpg


私たちのスポーツ用インソールは従来の単なる型どりからおこすインソールとは異なります。
*勿論、ミレニア社の3DOシステムを、用いた最新システムも当院には完備しています。
現在、主にスポーツ選手に作成しているのは、DYMOCOインソールです。
DYMOCOとは、DYNAMIC MOVE CONTROLの略です。
DYMOCOとは、その言葉の通り、動きや歩行姿勢を意識的にコントロールし、スムーズでかつバランスのとれた状態にすることを意味しています。
インソールの場合は、身体をトータルかつ動きの中から診て判断し、インソールを微調整していくことで、悪い動きを良い動きへと変化させる事を目的としています。
従って、動かしては微調整しまた動かしということを繰り返すことで、理想的なインソールを目指すのです。

私が最後に覗いたときには、疼痛は5/10になっていました。
私用で私は帰宅しましたが、これを更に3/10まで取り敢えず落とし、後は合宿後の調整を予定しています。

スポーツリハは基本的にオーダーメイドです。
3人いれば3通りの方法が当然あります。
同じでいいはずがありません。
それはインソールも同じなのです。


現在、理学療法士の宮中景司を中心に作成しているDYMOCOインソール、
なかなかの優れものです。




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by ccr-net | 2012-07-20 22:23 | 整形外科
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