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膝が痛くなったらどうする?

膝の痛みは自己流対処で大丈夫?

ここ数日の大雨で、来院される方の数は減っていますが、逆にちょっと晴れるとそこに一気に集中します。
そんな状況の中、『膝が痛い』と来院される方が増えてきました。
多くの方は痛くなって1週間以内の来院ですが、中には半年前からという方もいらっしゃいます。
そんな時、7月13日のCareNet.comにひざの痛みの原因と治療に対する3つの誤解とは?という興味深い記事が出ました。
調査は、2012年4月27日~5月1日の期間に、全国の40歳から79歳の男女10,000 名を対象にスクリーニング調査を行い、ひざの痛みの経験者800名、ひざの痛みの未経験者200名を抽出し、実施されたもの。その結果、「ひざの病気は高齢者だけのもの」「自己流の対処で痛みがとれれば大丈夫」「病院に行くほどのことではない」という3つの誤解があることが明らかになった。
全体の60%を超える人がひざの痛みの原因は「年齢的なもの(ひざの痛みのある人60.1%、ない人64.9%)」であると考えていた。また、50代以上の約半数となる46%の人が、現在または過去にひざの痛みを経験していることがわかり、ひざの痛みのある人の25%が40代で痛みを感じ始めていることが浮き彫りになった。さらに、痛みの原因を「年齢的なもの」「運動不足」「肥満」と考える人に比べて、「ひざの病気」と認識する人はひざの痛みのある人(6.6%)・ひざの痛みのない人(19.5%)ともに少ないとの結果も得られた。
・・・中略・・・
ひざの痛みの対処法として「病院に行く」を選ばなかった人に、なぜ病院に行かなかったのかを聞いたところ、一番多くの人が選んだ理由は「病院に行くほどではないと思ったから(56.7%)」であった。また、どのようになったら病院に行くかを聞いた設問では、「痛みがひどくなったら(45.3%)」「歩くのがつらくなったら(58.5%)」という回答が多く、症状が悪化するまで受診を見送る人が多い現状が認められた。その一方で、病院に行った人は、ひざの痛みの対処法として「病院に行く(67.1%)」ことを勧める割合が一番多いことがわかった。

まあ、予想通りの結果と言えば結果なのですが、対象が10,000名ですので信頼性がありますね。
調査をおこなったひざ科学研究所が早速7月10日にオープンしていますので、興味のおありの方はご覧下さい。

膝が痛くなったらどうする?_b0102247_8184546.jpg


ちなみに昨日おみえになった膝痛の方々は半分が一過性の膝関節水腫でした。
適正な治療をおこなえば数日で改善すると思います。

膝が痛くなったら、医療機関にいきましょうね。




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by ccr-net | 2012-07-14 08:20 | 整形外科
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