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糖尿病にはやっぱり運動!

教育より運動

糖尿病のコントロールが上手くいかないと、〝やっぱり教育入院が大事!〟と考えてしまいますが、
それを覆すような研究がでてきました。
ライフスタイルの修正が2型糖尿病患者の身体機能保持に有効というこの研究は、
New England Journal of Medicine3月29日号に掲載されたものです。
米ウェイクフォレスト大学医学部(ノースカロライナ州)健康運動科学教授のW. Jack Rejeski氏らによる研究で、ライフスタイル介入プログラムを4年間行った群(介入群)の身体機能の重大な喪失は21%と、糖尿病のサポートと教育プログラムを行った群(管理群)の26%に比べて少ないことが判明したという。介入群では、身体可動性の喪失リスクも半分にとどまっていた。検討対象は、過体重または肥満状態にある2型糖尿病患者5,000例以上(平均年齢59歳)。ヘモグロビンA1c(HbA1c)11%以上、および重症高血圧、トリグリセリド高値の患者は除外した。開始当初に身体活動性が良好だった患者は全体の3分の1で、大半は何らかの機能障害を持っていた。

ライフスタイル介入プログラムの内容は『体重の7%以上の減量と週175分以上の運動』です。
具体的には、ランニング・重量物の挙上・掃除機の操作・ゴルフ・階段のぼり・屈伸・ひざまずき・停止・1マイル(1.6km)以上の歩行もしくは1ブロックの歩行といったものです。
Rejeski氏は「介入群では身体可動性が良好な状態にとどまる人がより多かった。わずか6%の体重減少が重大な身体障害というアウトカム(転帰)を避けるのに有効だった」と述べるとともに、「減量だけでは筋肉量の減退リスクが高まってしまう。このため減量と活動性の強化は両方行う必要がある」としている。

『具体的にどんな運動が効果があるの?』と疑問の方は、Go4Lifeをご覧あれ!
なんだか元気になりませんか?

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運動に勝るものはやはりありませんね!
さて、ウオーキングでも出かけましょう・・・



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by ccr-net | 2012-04-13 21:20 | 健康
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