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健診と医療の連携はどこに?

大切なのは地に足のついた活動

昨日、済生会熊本病院健診センターの予防医療連携会議が夜ありました。
健診センター内で完結していた予防医療を地域の一般開業医との連携へ繋ぐシステムを作る新しい試みです。
こうした新しいコンセプトでものごとを始めるには、もの凄いエネルギーと情熱そして斬新なシステムの構築が不可欠です。
今回の連携会議は初回でもあり、十分な意気込みは伝わりましたが具体性にはちょっと欠けるものでした。
今後の展開が楽しみでもあり、不安でもあります。

予防医療の連携は、未病の状態ですから実はとても微妙です。
患者のモチベーションの維持、異なる医療機関での情報の共有、本来保険診療でなく自費診療ですからそれに見合う新しいエコシステムの構築と・・・課題は山積しています。
会議の後、ダブルブッキングしていた某会へ夜の道を移動しながら、『前途多難』という言葉が浮かびました。

一夜明け、今日は午後から熊本市花園コミセン祭りに健康相談医として出かけました。
私が参加している『健康さるく熊本西』の活動の一環です。
健康さるく熊本西については、以前本blogでも本当の医療・福祉連携は、ここにあるボランティアは寒いボランティアであることなどでご紹介しています。
本日出動した花園地区は熊本でも地域のコミュニティーが充実し、しっかりとした活動をされています。
今日のコミセン祭りも昨年に引き続き大賑わいでした。
健診と医療の連携はどこに?_b0102247_17252696.jpg

写真は終了後撮影した健康さるく熊本西のメンバーの一部です。
実際には西保健福祉センターから3名・青磁野リハビリテーション病院から2名・医師は私と金澤先生の2名で医師のみ午前・午後で交代しています。
出て行くまでは、ちょっと億劫なのですが(出不精なので)、行ってみるととても楽しい一時でした。
スタッフの皆さんも写真はちょっと緊張気味ですが、生き生きと活動され笑顔で一杯です。

やっぱり予防医療と医療の連携というのは、本来こういうことなのではないでしょうか。

基幹病院の健診センターといかにして連携するか、
勿論地域の個々の医療機関抜きでは語れないでしょうが、
こうした地域のコミュニティーや保健福祉センターとの連携が不可欠なのです。
西保健福祉センターの池田さんにお話し、早速明日済生会熊本病院健診センターと西保健福祉センターとの連携について検討をして頂くことにしました。

楽しい1日でしたが、帰りにちょっとばかり山道に迷ってしまいました。
さて、来週はお隣の西山中学校で同様の活動をします。
今度は、迷うことはなさそうですね。

その後、往診をすませ自宅に帰ったらくまモンがゆるキャラグランプリ2011 NO1になっていました!!
健診と医療の連携はどこに?_b0102247_17443593.jpg


がんばったね、くまモン!!


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by ccr-net | 2011-11-27 17:50 | 健康
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