SENDA MEDICAL CLINIC BLOG

ccrnet.exblog.jp ブログトップ | ログイン

間違えやすいオスグッド病とジャンパー膝

どうしたらスポーツを続けられるのか?

オスグッド・シュラッター病はスポーツをおこなう中高校生に比較的多くみられるスポーツ疾患です。
この病気は、膝蓋靱帯(膝蓋骨の下の筋の部分)が付着する脛骨粗面の骨端軟骨に運動による反復的な刺激が加わることが原因で、骨軟骨の剥離・分離が生じるものです。
見た目で膝の下の部分が出っ張ってきて熱をもったり圧痛が出たりするので、素人目にもはっきり判ります。
このオスグッド病と診断された方が昨日・今日と2名来院されました。
いずれも、膝下の出っ張りはなく、脛骨祖面の熱感や圧痛もありません。
主訴は膝の痛み。

ではこの診断は何なのでしょう?

診察すると疼痛は膝蓋靱帯(お皿の下の筋の部分)と大腿四頭筋膝蓋骨付着部(お皿の上の部分)にあります。
大腿四頭筋の収縮動作(立ち上がり動作や膝伸展動作)で同部に強い疼痛が出現します。
まぎれもないジャンパー膝(膝蓋靱帯炎・大腿四頭筋付着部炎)です。
原因はオーバートレーニングや筋肉のアンバランス、筋硬直にあります。
2例とも大腿四頭筋の拮抗筋であるハムストリングの強い硬直があります。
(いわゆる体が硬く前屈ができない状態です)

治療としては、ストレッチを中心としたコンディショニング・トレーニングとアイシングです。
またそれぞれのスポーツにあった基本動作の徹底が必要です。

オスグッド病とジャンパー膝、似て異なる病気ですが治療法はほぼ同じです。
このお二人、共に前医でスポーツ活動を禁じられていました。

スポーツ活動を禁じるのであれば、病院にかかる必要はありません。
だって、スポーツをやりたいから治療に来るのですから・・・
b0102247_21241128.jpg

どうすれば負担のない形でスポーツをやりながら治していけるか、
それを提案し実行していくのが私たちの仕事です。



にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ
Please click me
by ccr-net | 2011-11-15 21:24 | 医療 | Trackback
トラックバックURL : http://ccrnet.exblog.jp/tb/16899391
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
line

医療と健康について


by ccr-net
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30