レストレスレッグス症候群治療の決め手となるロチゴチン投与
ロチゴチン投与でレストレスレッグス症候群の症状が改善!
昨日のMT Proにレストレスレッグス症候群の4割が無症状に,パーキンソン病治療薬rotigotineの5年投与でという記事が出ました。
これはLancet Neurol 6月27日オンライン版に出た独フィリップス大学の研究者の発表です。
レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)は日本では治療に決め手を欠く難病で、私のクリニックにも同疾患に苦しむ方が数名おられます。
以前からロチゴチン投与の有効性は言われていましたが日本では未発売で(また?)その有効性に疑問を持つ声もありました。こうした難病の4割が無症状になるという発表は凄いことです。
さて、日本の開発状況はどうかと調べて見ると、ありました!
6月8日付けで大塚製薬のホームページに大塚製薬 経皮吸収型貼付剤として開発中の「ロチゴチン」に関し、パーキンソン病への治療効果を国内臨床第III相試験で確認というプレスリリースが発表されています。
第III相試験をクリアし年内に申請ですから、来年には一般に使用できそうです。
がんばれ、大塚製薬!!
でもいつもながらのこのドラッグ・ラグ・・・どうにかならないものでしょうか。
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昨日のMT Proにレストレスレッグス症候群の4割が無症状に,パーキンソン病治療薬rotigotineの5年投与でという記事が出ました。
これはLancet Neurol 6月27日オンライン版に出た独フィリップス大学の研究者の発表です。
いわゆる“むずむず脚症候群”として知られるレストレスレッグス症候群(RLS)。これまで,特発性RLS治療における非麦角系ドパミン受容体作動薬の短期投与による安全性および有効性は確認されている。独フィリップス大学のWolfgang Oertel氏らは,二重盲検ランダム化比較試験(RCT)の参加者を対象とした長期延長非盲検試験により,RLS治療における非麦角系ドパミン受容体作動薬rotigotine※の最長5年にわたる長期投与の有効性を検討。その結果,国際RLS研究グループ(IRLSSG)によるRLS診断基準(IRLS)スコアは,ベースラインの27.7(SD 6.0)から9.0(同9.2)に改善し,およそ4割の患者で無症状が認められたと発表した
レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)は日本では治療に決め手を欠く難病で、私のクリニックにも同疾患に苦しむ方が数名おられます。
以前からロチゴチン投与の有効性は言われていましたが日本では未発売で(また?)その有効性に疑問を持つ声もありました。こうした難病の4割が無症状になるという発表は凄いことです。
さて、日本の開発状況はどうかと調べて見ると、ありました!
6月8日付けで大塚製薬のホームページに大塚製薬 経皮吸収型貼付剤として開発中の「ロチゴチン」に関し、パーキンソン病への治療効果を国内臨床第III相試験で確認というプレスリリースが発表されています。
第III相試験をクリアし年内に申請ですから、来年には一般に使用できそうです。
がんばれ、大塚製薬!!
でもいつもながらのこのドラッグ・ラグ・・・どうにかならないものでしょうか。
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by ccr-net
| 2011-07-02 07:19
| 医療