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医療の未来は明るい

若い医師たちにみる卒後教育の素晴らしさ

今日は、午後より私の甥が結婚の報告も兼ねてクリニックに夫婦で遊びにやって来ました。
まだ若い彼らは卒後2年の研修を終え、春よりそれぞれ東京の病院へ腎臓内科医・産婦人科医として次の一歩を歩み始めます。
クリニックを案内した後、遅めの昼食を二人と一緒にレストランで摂りました。
彼らは二人とも、高校卒業後すぐに医学部に進学したわけではありません。
それぞれ全く別の道を歩んだ後、思うところがあり医学部に進んだようです。
今、2年の卒後教育を日本でも有数のハードな研修プログラムで有名な施設で受けた後、次のステップへ進もうとしています。

彼らと話していて、一番感じたのは、卒後教育の進化です。
十数年前、私たちが苦労して学んだ感染管理・栄養管理・安全管理、あるいは救急救命処置など、
そうしたことが彼らにとってはすでに当たり前のことになっています。

患者を診たとき、何を疑い何をおこなうか・・・
大切ですが、きちんとおこなうのは大変です。
こうした一見当たり前のことが、実はとても難しく、経験だけではなく医師としての素養が必要です。
この素養が二人にはすでに備わっています。
厳しい研修医としてのトレーニングの成果か、素晴らしい指導医に恵まれたのか、
いずれにしても研修施設に恵まれたといってよいのだと思います。

まだ彼らは若く、経験も知識もありません。
でも、私たちの時代では考えられなかった医師としての素養が既に備わっています。
そして、医療に対する情熱があります。

10年後、彼らが中堅の医師になったとき、
日本の医療は劇的に変わるような気がします。

日本の医療の未来は明るい、
あなたたちが支える医療・・・それはどんな医療になっているでしょう。
とても楽しみです。

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by ccr-net | 2011-02-05 19:31 | 医療
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