慢性硬膜下血腫に注意
頭部外傷後の1ヶ月後のふらつきに注意
数日前に以前から当クリニックに来院されている高齢の女性患者様がご主人をおつれになりました。
最近、ふらつきや認知に近い症状があり見て欲しいということでした。
奥様は認知症を疑っておられましたが、良くお話をおききすると1ヶ月前に転倒されています。
いつもなら慢性硬膜下血腫を疑うところですが、このかたはガンマナイフによる脳神経手術を受けておられ、受傷前の状態がよくわかりません。
早速、脳神経外科担当医(ガンマナイフ担当医)に連絡し、CT検査を含めた診療予約を入れました。
翌日、基幹病院を受診され検査後すぐに慢性硬膜下血腫での緊急手術になりました。
本日奥様が来院され術後経過も良好で数日で退院となりそうです。
“先生、疑いは多いですけれど、本当に開頭血腫除去になるのは珍しいですね”と看護師長がつぶやきました。
そのとおりです、
こうしたことはめったにあることではありません。
大切なのは見逃さないこと・・・
10に一つあること、
それを見逃さないのが我々の責務です。
お帰りになる時奥様から
“先生のおかげです”と丁寧なお礼を頂きました。
医療者としての幸せです。
数日前に以前から当クリニックに来院されている高齢の女性患者様がご主人をおつれになりました。
最近、ふらつきや認知に近い症状があり見て欲しいということでした。
奥様は認知症を疑っておられましたが、良くお話をおききすると1ヶ月前に転倒されています。
いつもなら慢性硬膜下血腫を疑うところですが、このかたはガンマナイフによる脳神経手術を受けておられ、受傷前の状態がよくわかりません。
早速、脳神経外科担当医(ガンマナイフ担当医)に連絡し、CT検査を含めた診療予約を入れました。
翌日、基幹病院を受診され検査後すぐに慢性硬膜下血腫での緊急手術になりました。
本日奥様が来院され術後経過も良好で数日で退院となりそうです。
“先生、疑いは多いですけれど、本当に開頭血腫除去になるのは珍しいですね”と看護師長がつぶやきました。
そのとおりです、
こうしたことはめったにあることではありません。
大切なのは見逃さないこと・・・
10に一つあること、
それを見逃さないのが我々の責務です。
お帰りになる時奥様から
“先生のおかげです”と丁寧なお礼を頂きました。
医療者としての幸せです。
by ccr-net
| 2010-02-19 21:35
| 医療