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頸椎前方固定術後の外固定は必要?

脊椎における装具・コルセットの必要性は?
本日、頸椎前方固定術後14日の患者様が来院されました。
頸椎椎間板ヘルニアにて3週前に来院され、1椎間の前方固定術を連携病院と術前に話し決定しました。
手術のポイントは1)人工骨の使用:採骨しない2)術翌日より歩行開始3)外固定はしない、
この3点です。
手術は成功し、術後経過は良好で1週間で近医に転院しました。
そこで外固定(頸椎装具)装着され、なんとなく不安のまま退院し当院へ帰って来られました。
来院時装具による頚部の硬直感があり装具(ポリネック)はすぐに除去しました。

このケースは私のミスです。
通常行う術後の転院先を当方で決定していませんでした。
(自宅への退院を予定していました)
術後の頚部の違和感のため転院され、転院先のDrと治療方針の違いがあり、望まない装具固定となりました。

頸椎前方固定術後のブレースフリーを選択する医師はまだ少数です。
私自身は11年前よりブレースフリーとしていますが、問題のあった症例は1例もありません。
でも多くの医師は万が一を心配します・・・
心配はいりません
私の症例の責任は私がとります・・・

頸椎前方固定術後の外固定は必要?_b0102247_23444954.jpg
もういちど考えてみましょう。
脊椎手術後の外固定(装具)は必要ですか?


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by ccr-net | 2009-12-28 23:47 | 整形外科
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